美しい大和言葉「まろやか」の由来と意味、使い方について
味わいを表す言葉に「まろやか」という大和言葉があります。
初めて飲んだ飲み物の味を表現するときにも使ったりしますね。
料理でも時々聞くこの「まろやか」も大和言葉の一つです。
今回は「まろやか」の由来と意味、使い方についてご紹介します。
大和言葉を勉強したいという鳥の「きみちゃん」も登場します。
大和言葉「まろやか」の由来と意味
漢字であらわすと「円やか(まろやか)」となりますが、読んで字のごとく円ですので角がなくて丸い様子のことです。
やわらかで穏やかな状態をいいます。
食べ物や飲み物では
- 渋み
- 辛味
などがなくて自然な甘みがある状態のことを指します。
「まろやか」の使い方について

よくお酒やワインなどを飲んだときなどに
「口当たりがまろやかだね」
という使い方をします。
料理などで
「そこでみりんを加えるとまろやかな味わいになるね」
などとも使います。

この場合は
角がとれて丸くなった
ことを指しますので
「頑固おやじだった父がまろやかになった」
というような使い方ですね。
ということで鳥の「きみちゃん」がさっそくお父さんに
「お父さんってまろやかだね」
って使ってみたら
「わしゃ、食べもんじゃないわ~い」
と怒られてしまいました。
大和言葉は使う側が意味を知っていても、相手が知らなければうまくつたわらないのかもしれませんね。

最後までお読みいただきありがとう ございました。
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