正しい日本語「お先に失礼します」の意味と使い方
2019/02/15
職場を後にするときによく使う言葉
「お先に失礼します」
自分が先に退勤するときなどに残っている人に向けて使いますよね。
以前「お疲れさまでした」なんて言って職場を後にしようとしたら、
「俺まだ疲れてないよ!」なんて言葉が返ってきたのでそれからは自分が先に職場を後にするときは「お先に失礼します」と言うようになりました。
この言葉の正しい意味と使い方についてみてみましょう。
「お先に失礼します」の意味
お先には人(みなさん)より先にという意味、失礼しますは礼儀を欠く振る舞いをしてしまうという意味。
という意味になります。
「お先に失礼します」の使い方
職場だけじゃなくて、人より先に何かを行う時にも使うようです。
声をかける相手によって言葉の語尾を変えます。
目上の人や上司相手なら
「お先に失礼します」
同僚や部下、自分より若い人相手なら
「お先に」
「お先」
という使い方です。
間違っても上司や目上の人相手に省略した言い方をしてはダメ。
さらに目上の人に好印象を与えるなら・・・・・
「お先に失礼させていただきます」
「お先に失礼いたします」
などがより丁寧!
もう少し気遣うと
「お先に失礼してもよろしいでしょうか?」
「申し訳ありませんがお先に失礼いたします」
などの言葉もありですね。
ただし・・・・・
時々のことならいいですが、毎日パートタイマーなどで働いている人の場合は、毎回先に帰るとわかっているのに「~よろしいでしょうか?」とか「申し訳ありませんが~」という言葉を使うのはくどい!!ことになるので注意が必要。
が一番しっくりくるのでオススメ!
最後までお読みいただきありがとう ございました。
気になったこと質問などありましたら 下のフォームからコメント頂ければ 嬉しいです。
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