8月9日「薬草の日」の由来と歴史、薬草湯の効果について
2019/11/13
薬草で思い浮かぶのは、ヨモギの葉とアロエです。
小さい頃、ちょっとした切り傷で血が出たときなどに、ヨモギをもんで傷口に当てていました。
あれがよかったのかどうかはわかりません。
それと、家の庭で母がアロエを育てていて、火傷したりしたときに、アロエの切り口を当ててくれました。
このように植物が薬がわりになるものを薬草と言いますが、自然の多い場所では様々な薬草が存在するのでしょうね。
今回は「薬草の日」の由来と歴史、薬草湯の効果についてお話しします。
「薬草の日」の由来と歴史
1997年(平成9年)に「沖縄県保健食品開発協同組合」が制定しました。
「8(ヤ)9(ク)ソウ」の語呂合わせですね。
薬草に親しみをもってもらおうという趣旨で制定されています。
薬草湯の効果について
まず、薬草湯とはどんなものでしょうか?
植物をお湯の中に入れて、その植物の本来持っている効果や効能を引き出し、入浴によって取り入れるというものです。
お風呂なら、皮膚の毛穴が開いてそこから成分が吸収されます。
それによって、一気に全身に効果がめぐることになります。
身近なものでは、子供の日の「しょうぶ湯」や冬至の「ゆず湯」などがありますね。
- 本来、その植物が持っている自然の成分での健康効果と美容効果
- 植物の香りや色、見た目などによるリラックス効果
などとても素敵な効果があります。
特別な行事だけでなく日ごろから取り入れることで、もっと健康になれて、きれいになれて、リラックスできるなんていいことばかりですね。
実際にはどんな薬草湯があるのでしょうか?
- ヒノキ湯
- ハッカ湯
- 桃の葉湯
- 山椒湯
- 菊湯
- ヨモギ湯
- シソ湯
- ローズマリー湯
- ラベンダー湯
- カモミール湯
- ビワ湯
- イチジク湯
- ドクダミ湯
- カリン湯
- バラ湯
- 高麗人参湯
- ハトムギ湯
- タイム湯
- 月桂樹湯
- 塩湯
- 酒湯
- みかん湯
- ゆず湯
数えきれないほど種類があります。(これでも一部です。)
もともと四季折々の植物を楽しむという習慣から始まったものらしいです。
最近は、自然に生えている植物を直接お風呂に入れなくても、きちんと入浴用に整えられた商品が発売されています。
自分の悩んでいる症状別に商品を選んで気軽に試すことができるというわけです。
冷え性改善や疲労回復、乾燥肌、などなど、美容や健康で悩みがある場合は一度試してみるといいかもしれませんね。
薬草湯は人によって効果の現れ方も違います。
健康や美容面においても毎日少しずつ効果が出てくるというゆるやかなものです。
毎日を香りで楽しむくらいのイメージで、使ってみてはどうでしょうか?
健康効果や美容効果もあって、香りも楽しめるなら毎日のお風呂がとても楽しみになりますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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