8月9日「はり・灸・マッサージの日」の由来と歴史、鍼灸の保険適用について
2019/11/13
小さい頃、もぐさという粉のような、枯草のようなものをいぶして身体の一部分に乗せてもらった記憶
があります。
記憶が確かならお線香のようなもので火をつけて、けむりがもくもく出ていたような気がします。
最初はぽかぽかと温かくて気持ちいいのに、だんだん熱くなって我慢できないくらいになってきます。
それがお灸でした。
鍼(はり)や灸やマッサージというものは、病院ではなく、鍼灸院と言われるところで治療に使われます。
病院では病名がつくことにより、健康保険を適用でき、医療費が10割でなく、2割や3割負担などでまかなえます。
今回は「はり・灸・マッサージの日」の由来と歴史、鍼灸の治療の保険適用についてお話しします。
「はり・灸・マッサージの日」の由来と歴史
公益社団法人全日本鍼灸マッサージ師会が制定しました。
「8(ハリ)9(キュウ)」で語呂合わせによるものです。
この記念日には、鍼灸マッサージの普及を図り、全国各地で無料体験や健康相談を行っています。
鍼灸の治療の保険適用について
鍼灸の治療を保険適用で受けられる病気があります。
そして、その病気も症状などを細かく限定されていることも多いです。
神経痛
部位に限定はありません。
例えば坐骨神経痛などです。
五十肩
肩関節が痛み、腕が上がらないもの
リウマチ
急性も慢性も関節が痛んで、腫れているものです。
腰痛症
慢性の腰痛やぎっくり腰など
頸椎捻挫後遺症
むちうちや頚のケガなどです。
頚腕症候群
首から肩、腕にかけて痛みやしびれがあるもの
その他にもこれらに類似している疾患も保険適用の対象となっています。
まずは、医師の診察を受けて、鍼灸の治療を受けたいことを相談してから鍼灸の治療施設を受診します。
鍼灸の治療には保険は使えず、自費で支払わなければならないと思っていましたが、保険適用になる病気や症状が結構あるんだなと感じました。
西洋医学とは少々異なる治療法ですが、全国各地にあり、たくさんの人が利用しています。
それは、鍼・灸・マッサージで健康を取り戻す人がいるということにもなりますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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