8月5日「タクシーの日」の由来と歴史、タクシーの種類について
2019/11/13
タクシーは時間や距離、場所を選ばずに、利用できる便利な交通機関です。
都会では終電をのがした人にはなくてはならないものですし、免許を持っていない人やお年を召した人にとってはちょっとの距離も大変に思えるものです。
最近では妊婦さんに優しい専門のタクシーまであるようです。
そんなタクシーの記念日があります。
今回は「タクシーの日」の由来と歴史、タクシーの種類についてお話しします。
「タクシーの日」の由来と歴史
1984年(昭和59年)に「東京乗用旅客自動車協会(東旅協)」が制定して、翌年の1985年(昭和60年)8月5日から実施されました。
1912年(大正元年)のこの日、東京・数寄屋橋の「タクシー自動車株式会社」が日本で始めて6台のタクシーで営業を開始しました。
1925年(大正14年)運賃がバラバラで苦情が多かったので分かりやすくするために市内を一円で走る「円タク」が登場しました。
1959年(昭和34年)東京で個人タクシーの営業が許可されました。
タクシーの種類
タクシーにはいくつかの種類があります。
私は子供の頃、親がタクシーを呼ぶときに、「中型」「小型」と言っているのを聞いて、タクシーにはこの2種類があるんだと思っていました。
しかし、当たり前ですがタクシーにはもっと種類があります。
一般タクシー
普通に見かけて、利用するタクシーはこの一般タクシーがほとんどだと思います。
普通車・中型車・大型車・特定大型車があります。
法人のものと個人のものがあります。
- 特定大型車・・・・・乗車定員7名以上。ジャンボタクシーと呼ばれる
- 大型車・・・・・・・乗車定員6名以下。(3ナンバー)
- 中型車・・・・・・・乗車定員6名以下。(5ナンバー)自動車の長さ4.6m以下
- 小型車・・・・・・・乗車定員5名以下。(5ナンバー)自動車の長さ4.6m以下
福祉タクシー
車いすや寝台のままでも乗車できます。
UD(ユニバーサルデザイン)タクシー
バリアフリー社会に対応する新型タクシーとして活用されています。
スロープが付いていて、車いすに乗ったまま乗り降りできます。
観光タクシー
お客さんの要望にそった時間とルート場所をアレンジしてドライバーの観光案内付きタクシーです。
少人数の旅行などで利用されることが多いです。
家族や友達、カップルなどのプライベート旅行にいいですね。
個人的な話ですが、新婚旅行で京都を訪れたときに観光タクシーを紹介されたのですが、何せ若かったので、体力はあってもお金はなかったもので、お断りしてしまいました。
電車などを乗り継いての旅行も楽しかったのですが、年齢を重ねてから行く旅行では観光タクシーを利用しようと主人と話しています。
ハイヤー
タクシーでは満たされない多様なニーズに応えてくれるタクシーになります。
タクシーよりもグレードの高い大型車・中型車・サロン型車を使用しています。
病院間の移動にも最適な寝台型車両もあります。
タクシーは駅などの乗り場で乗る他に、電話で手配する方法が多いと思います。
しかし最近では、スマートフォンのアプリで手配できるタクシーのシステムもあります。
時代と共に変わってきていますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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