8月1日「肺の日」の由来と歴史、肺の役目とは?
2019/11/13
酸素を吸って、二酸化炭素を出して・・・・・
呼吸は意識して行っているわけではありません。
人は呼吸がうまくできないと死んでしまいます。
そんな大事な呼吸をするのに大切な身体の臓器が「肺」です。
日ごろは意識して肺のことなど考えたりすることもありませんが、記念日があるのでこの日くらいはいつもお世話になっている「肺」について考えてみてもいいかもしれませんね。
今回は「肺の日」の由来と記念日、肺の役目についてお話しします。
「肺の日」の由来と歴史
日本呼吸器学会が1999年(平成11年)に制定し、2000年から実施されました。
「8(ハ)1(イ)」で、8月1日ですので、完全な語呂合わせですね。
ちなみに、5月9日は「5(コ)9(キュウ)」で、呼吸の日という記念日みたいですね。
- 肺の健康についての理解を深める
- 呼吸器の病気の早期発見と予防についての知識の普及と啓発
という考えをもとに、この記念日には全国で「肺の病気や治療」についての講座や相談会が開かれています。
一般の人にもどんどん肺の大切さを知ってほしいとの思いからでた試みですね。
肺の役目
肺の一番大切な役目は「呼吸」です。
人間は、水や食べ物なしでもほんの少しは生きながらえますが、呼吸ができなくなるとあっという間に死んでしまいます。
それほど呼吸は重要なものです。
その呼吸を行う主な臓器が肺というわけです。
空気中から酸素を取りれて身体の中にたまった二酸化炭素を交換します。
口から入った空気が気管支を通って、肺胞へとたどり着きます。
この肺胞はぶどうの房のような形をしています。
この肺胞の中で酸素と二酸化炭素の交感が行われます。
呼吸によって吸い込んだ空気中の酸素が、肺胞の周りにはりめぐらされている毛細血管から身体の中に取り込まれます。
そして、身体の中にある二酸化炭素を身体の外に吐く息として出されます。
肺のもう一つの重要な役目に「血液循環」があります。
全身から集められら血液は心臓を経由して肺に届きます。
肺では、酸素をたくさん含んだ血液と交換されて、また心臓を経由して全身へと送り出されます。
血液循環といえば、心臓の主な働きですが、肺も大きく関わっているのです。
心臓から送り出される血液は二酸化炭素を多く含んでいて、肺はその二酸化炭素を口や鼻から吐く息として身体の外に出します。
その時に血液に酸素を取り入れて心臓に送り返します。
肺が呼吸だけでなくて、血液循環にも大きく関わっていることは、うまく呼吸ができないと、息切れがすることなどからもわかります。
日ごろ何気なく行っている呼吸ですが、肺の役割に感謝するのもいいかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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