5月15日「ヨーグルトの日」の由来と歴史、ヨーグルトの健康と美容効果について
2019/11/13
朝食に、デザートに現代ではおなじみのヨーグルトです。
便秘にもいいいし、花粉症にも効くといわれています。
ビフィズス菌という善玉菌がたくさん含まれていて、腸内の環境を整えるのに役立ってくれます。
私は子供の頃なぜかヨーグルトをおいしいと思えず、食べることができませんでした。
しかし、今現在は大好きです。
子供から大人まで誰からも気軽に食べられて、健康にも効果が絶大なヨーグルトです。
今回は「ヨーグルトの日」の由来と歴史、ヨーグルトの健康効果についてお話しします。
ヨーグルトについて
ヨーグルトはトルコ語で、乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品のひとつです。
ヨーグルトの上の方にたまる上澄み液のことを乳清といいます。
「ヨーグルトの日」の由来と歴史
「㈱明治」が5月15日に制定しました。
なぜ5月15日かというと、ある人の誕生日だからです。
そのある人とは?
ロシアの免疫学者であるイリア・イリノイッチ・メチニコフ博士の誕生日です。
この人が研究をしていたものがヨーグルトです。
メチニコフ博士はヨーグルトの研究で、ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
博士の考えでは、ヨーグルトには不老不死の効果があるというものでしたが、その説は現在では否定されています。
博士が訪れたブルガリアの地で長寿の人が多かったことで、その地で日常的に食べられていたヨーグルトに着目したそうです。
当時はまだヨーグルトについてはあまり知られていなかったようです。
しかし、ヨーグルトを世界に広めたということもあり、この博士の功績をたたえて、彼の誕生日である5月15日を「ヨーグルトの日」と定めたようです。
ちなみにこの記念日は非公式の記念日であり、日本だけの記念日です。
ヨーグルトの健康効果と美容効果
もともとヨーグルトができたのは、生乳の入った容器に環境常在菌である「乳酸菌」が偶然入り込んだのがきっかけだといわれています。
乳酸菌はふつう、腸内細菌として存在しますが、ヨーグルトの乳酸菌は腸内に定着できなのです。
しかし、その代謝物などが腸内のもともといる乳酸菌を増やしてくれる働きを持つことで、整腸作用をもっています。
ヨーグルトは現在では、スイーツというよりは、健康食品といってもいいほど健康効果が高く、美容にも影響力がある食品です。
具体的にはどんな効果があるのでしょう?
便秘改善
ヨーグルトの効果としては一番よく知られているものですね。
乳酸菌やビフィズス菌が悪玉菌を減らしてくれることで腸内の環境を整えてくれます。
また、腸を刺激してくれることで便通を起こしてくれます。
ニキビ肌荒れなどの美肌効果
ヨーグルトが女性に好まれる理由の一つが美容効果が大きいことだといえます。
便秘の改善ともつながりますが、腸内の悪玉菌が減ることで、ニキビや肌荒れの改善をうながし、美肌効果が期待できます。
ウイルス・細菌に対しての免疫力向上
ヨーグルトには免疫力を向上させる働きがあります。
風邪やインフルエンザをはじめ、花粉症などにも効果があるといわれています。
これは腸内環境が整うことで、免疫力があがるからのようです。
骨を強くする
ヨーグルトは乳製品です。
栄養素である「カルシウム」を取り入れることで、骨が丈夫になります。
骨が強くなることで、骨粗しょう症の予防にもなりますし、カルシウムをたくさん摂ることで、イライラするのを防ぐことができるので、精神的にも大きな効果が得られますね。
ヨーグルトの健康効果や美容効果は、体質改善によるものが大きいです。
習慣としてヨーグルトを食べることで腸内の環境が整い、その結果様々な効果や効能が出てきます。
ですので、1回きり食べて終わりというのではなく、毎日の習慣として食べるほうがいいようです。
味や量にも様々な種類がありますので、自分の好みに合ったものを選んである一定期間取り続けてみてはどうでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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