5月15日「ストッキングの日」の由来と歴史、タイツとストッキングの違いとデニールという単位について
2019/11/13
ストッキングは社会人になってから利用するようになったアイテムです。
お勤めなどされている場合は当たり前に利用するものだと思いますが、専業主婦だったりする場合や職業柄スカートを履かないような場合は、子供の入学・卒業・授業参観などのスーツを着るようなときや、冠婚葬祭の時ぐらいですね。
そんな私もストッキングは2~3着持っているだけで、後は必要になったときに購入するくらいです。
今やコンビニでも24時間手に入るものなので、あらかじめ準備しておくということはあまりないです。
今回は「ストッキングの日」という記念日の由来と歴史、そしてストッキングの厚さに使われる「デニール」という単位についてお話しします。
ストキングについて
ストッキングとは、一般的に長い靴下、特に薄手の編地の長靴下のことを指します。
スポーツ用のもので、野球などのスパイクシューズの下に履く靴下もストッキングと呼ぶこともあります。
一般的に知られているのは、ナイロン製の女性用のファッションとしてのストッキングですね。
「ストッキングの日」の由来と歴史
1940年5月15日に、アメリカの「デュポン社」によってナイロン製のストッキングが発売されたことに由来しています。
それまでは、ナイロン製ではなく絹製のものが主流でしたが、このデュポン社の中でウォーレス・カロザースという人が新繊維の研究を進めて、1935年にナイロン製のストッキングを作り出しています。
日本では終戦後アメリカの文化が生活の中に入ってきました。
服装のその一つです。
1951年には東洋レーヨン(現在の東レ)がナイロンの生産をはじめ、翌年1952年には郡是製糸(現在のグンゼ)がナイロン製のストッキングを発売しました。
今では考えられない話ですが、当時はナイロン製のストッキングの方が、絹で作られたストッキングよりも高価だったそうです。
ストッキングと「デニール」という単位について
ストッキングやタイツと呼ばれる物によく使われている「デニール」という単位をご存知ですか?
私は娘が高校生のときにタイツを買うのについて行って、
「デニールが○○くらいがいいのよ」
という言葉を聞いて初めて知ったくらいファッションには疎かったです。
デニール数は糸が太く、生地が厚手になるほど数値が高くなります。
デニール数を変えることで脚の保温力を調整したり、生地の透け感を調整してファッションを楽しむようです。
ここで疑問なんですが、「タイツ」と「ストッキング」の違いとは何でしょうか?
タイツとストッキングの違い
呼び方が違いますが、どちらも長靴下です。
- 着用する目的
- 着用する季節
- 生地の厚み
などによって区別されています。
●目的
脚を保護するものをストッキングと言い、ファッションの一部として着用するのがタイツです。
●季節
一年中履けるものがストッキング、寒い季節に履くものがタイツです。
●生地の厚み
30デニール未満がストッキング、30デニール以上がタイツです。
というのが基本のようですが、はっきり区別されているというわけではなく、適当な部分もあるようです。
私の感覚からいうと、学生や子供が履くのはタイツで、大人が履くのはストッキングという感覚なんですが・・・・・
どちらでもいい感じでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
気になったこと質問などありましたら、下のフォームからコメント頂ければ嬉しいです。
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