5月10日「コットンの日」の由来と歴史、コットン素材の洗濯の仕方
2019/11/13
コットン(綿)は、木綿植物の種子につく綿毛から作られます。
この植物はクリーム色のきれいな花を咲かせますが、咲いた翌日には花の色が赤に変わるそうです。
その後しおれてしまい、大きな実をつけます。
その実が割れて中から真っ白なコットンの繊維が出てくるのです。
これをコットンボールといいます。
今回は「コットンの日」の由来と歴史と、コットン素材の洗濯の仕方についてお話しします。
コットンって何?
木綿(もめん)のことです。
洋服などに使われる素材の一つとして知られています。
もう一つはお化粧などに使われるもめんなどの繊維から作った厚手でやわらかくて軽い紙のことを言います。
特徴としては、
- 肌ざわりが良い
- 静電気が発生しにくい
- 吸湿性が高い
などがあります。
私のイメージとしては、
赤ちゃんから肌のデリケートな人まで、どんな人にも優しい素材という感じです。
それに、清潔感があるイメージです。
コットン素材となると夏の服という気もします。
実際には夏は涼しくて、冬は暖かく過ごせるすぐれものなんです。
またコットン素材は染めやすいという特徴もあります。
華やかなドレスやお出かけ用の服のイメージはありませんが、日ごろ身近に着るシャツなどにはよく使われていて、なじみやすく親しみやすい素材です。
ちなみにデニムもコットンの一種です。
デニムに関してはこういう記念日もありますので参考までにどうぞ
10・26「デニムの日」、由来やジーンズとの違い、気になる洗濯方法について
「コットンの日」の由来と歴史
「5(コ)10(テン)」コテン、コトン、コットンという語呂合わせで5月10日は「コットンの日」という記念日です。
1995年の10月に日本紡績協会が提唱して、日本記念日協会から正式認定を受け5月10日になりました。
綿(コットン)が夏物素材としてよく使われるので、店頭販売の最盛期を迎えることからも5月になっているようです。
コットン素材の洗い方
まずコットン素材の特徴としては、
- 丈夫です
- 汗や水分をよく吸収してくれます
- 保温性や耐熱性が高いです
- 洗濯の回数が多くても耐久性があるので傷みにくい
肌に触れる部分の衣服に使われることが多い素材なので、洗濯は何回でもできたほうがいいですよね。
確かにコットンはお洗濯しやすい素材ではあります。
しかし、それは肌着やTシャツなどであって、ジャケットやパンツなどの衣類の場合、普通に洗うと失敗につながることが多いです。
洗濯の際に問題となる点
- 色落ちや色移りすることが多い
- 脱水のときにシワができやすい
などです。
洗濯方法
- 洗濯表示の確認
- 基本は手洗いがベスト
- 面倒だったり時間がない場合は洗濯機の「手洗いモード」や「丁寧モード」や「弱」などで短めに。
- 色あせ防止に裏返して洗う
- 洗濯ネットにたたんで入れる
- 脱水は短めに(シャツなどは30秒程度でOK)
- 干すときは襟に負担がかからない干し方を(ハンガーよりも洗濯ばさみでそでなどを挟んで干す)
- 陰干しで風通しの良いところで干す
- 乾燥機を使う場合は他の衣類をたくさん入れ過ぎないようにする
などです。
普段使いだからこそ、お気に入りは何度も身につけたい素材だと思います。
洗濯や乾燥も長持ちするようにコツをつかんで洗濯してみてくださいね。
肌着やシャツなどは洗濯の頻度から自宅で洗うことが多いと思いますが、コットンのおしゃれ着は、下手に洗うと伸び縮みしたり、しわくちゃになって困ることに・・・・・。
洗濯の専門家であるクリーニング店にお願いしたほうがいいこともあります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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