4月29日「羊肉の日」の由来と歴史、ラムやマトンの栄養効果について
2019/11/13
あなたは羊の肉を食べたことはありますか?
お好きですか?
羊の肉といえば、「ラム」や「マトン」という名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
私は子供の頃、実家で焼肉と言って出されていたお肉は必ず「マトン」でした。
マトンを使うと言えば北海道などのジンギスカンが有名ですが、私の実家は九州です。
中学生くらいまで、焼肉の肉はマトンだと思い込んでいて、友達との会話から普通は牛肉だよと言われて(そうなんだ)と思ったのを覚えています。
羊のお肉は少し独特の風味ですが、ラム肉はそんなにくせがなく、マトンは少々くせのある味です。
でも、子供の頃から食べ慣れている私にとっては、マトンは大好きなお肉の一つです。
今回は「羊肉の日」の由来と歴史、そしてラムやマトンの栄養効果についてお話しします。
羊肉について
羊肉とは言葉の通り羊の肉のことです。
生後1年未満の子羊の肉を「ラム」2歳以上の羊の肉を「マトン」と言います。
それではその中間の羊の肉は何と呼んでいるのでしょうか?
「ホゲット」
というそうです。
この呼び方はオーストラリアやニュージーランドでは流通しているようですが、輸出での呼称は認められていないということで、日本では生後1年以上の羊の肉はマトンと分類されているようです。
ヨーロッパではもっと細かく分類されていて、
若い順に
- ホットハウス
- スプリング
- ラム
- イヤリング
- マトン
の5種類になるのだそうです。
羊肉の日の由来と歴史
「4(ヨウ)2(ニ)9(ク)」の語呂合わせから来ています。
北海道札幌市に事務局がある「ジンギスカン食普及拡大促進協議会」が制定しました。
記念日として認定されたのは2004年からということです。
この記念日が定められた背景にはジンギスカンに対する理解を深めて羊肉全体のPR活動を行いたいとの思いがあります。
羊肉の栄養効果
ラムは臭みがなく誰にでも好まれるのに対して、マトンは臭みが強く固いイメージをもたれています。
しかし、マトンというのは鮮度管理が難しいため、少し鮮度が落ちただけで強い臭いが出るのだそうで、くせのある味はジンギスカンなどで重宝されていて、上質で臭みのなさ過ぎる「ラム」だと物足りなく思えることもあるそうです。
お肉屋さんとしてはジンギスカンで使うならわざと「マトン」をすすめる場合もあるとのことです。
羊肉の栄養効果はとても高くて魅力的な健康効果や美容効果もあるようです。
おすすめポイント
- コレステロールもカロリーも低い
- 脂肪燃焼効果が高いアミノ酸「カルニチン」を含む
- 鉄分やビタミン類、亜鉛などの豊富なミネラルを含む
- 羊肉の脂肪分は体内に吸収されにくい
以上のことから、
- 貧血予防
- ダイエット効果
が期待できる食品です。
その他にも
- 体力不足を補う滋養強壮効果
- 冷え性予防
- イライラや不眠を解消してストレス発散効果
もあるようです。
こんなに魅力的な効果があるのなら、もっと生活の中で食事に取り入れていきたいものですね。
昔は専門の精肉店などでしか買えなかった印象がある羊肉ですが、最近はスーパーなどでも冷凍された羊肉が売られているのを見かけます。
私もまた食べたくなりました。
特に4月29日には「羊肉の日」ということで、地方各地で羊肉(ラム・マトン)に関するBBQ大会やイベントなども催されているようです。
ゴールデンウィークなどに北海道旅行を計画している場合はぜひとも本場のジンギスカンを楽しみたいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
気になったこと質問などありましたら、下のフォームからコメント頂ければ嬉しいです。
おすすめ記事一覧
-
1
-
美しい大和言葉「二つ返事」の由来と歴史、その使い方や意味について
「二つ返事で引き受けてくれた」 という表現があります。 実は私、こ ...
-
2
-
美しい大和言葉、ほんのお口汚しですがの由来と意味、その使い方間違っていませんか?
訪問先に菓子折りなどを持参していった際、 相手先に渡すときに 「ほんのお口汚しで ...
-
3
-
美しい大和言葉「敷居が高い(しきいがたかい)」の意味と使い方、敷居のすべりを良くする方法
スポンサーリンク 敷居が高い(しきいがたかい) あのお店、高級そうで、私たち庶民 ...