4月27日「哲学の日」の由来と歴史、哲学者の名言あれこれ
2019/11/13
私は、哲学と聞くと、人生を語るというか生きていくことは・・・なんて難しい用語を想像してしまいます。
哲学者と呼ばれる人たちは、何にも考えずに生きているということはなかったのでしょうね。
人生を深く考えて、毎日毎日を真剣に生きていたのだろうと思います。
と、過去の人物のように書きましたが、現在でも数多くの哲学者がいらっしゃるのでしょうが、どうしても過去の有名な哲学者のことを考えてしまいます。
今回は哲学の日という記念日の由来や歴史、哲学者の名言についてお話しします。
哲学とは
人生・世界・事物の根源のあり方や原理を理性によって求めようとする学問で、経験から作り上げた人生観のことです。
物事の根本的な真理を探究する行為が哲学であるとも言われています。
国や文化によって、哲学の種類や分類が多く存在します。
ソクラテスやプラトンと言った哲学者はギリシア哲学と呼ばれる分類に入っています。
カントは近世哲学、ニーチェは近代哲学の分類になります。
現代哲学の中で政治哲学を唱えているのがマイケル・サンデルという哲学者です。
日本の哲学者というと、誰も思い浮かばないのですが、実は有名な人がいました。
「福沢諭吉」
「内村鑑三」
です。
1万円札に載っている福沢諭吉さんは哲学者だったのですね。
知りませんでした。
哲学の日の由来と歴史
2400年ほど前、ギリシアで一人の哲学者が死刑になりました。
紀元前399年のことです。
哲学者の名前は「ソクラテス」です。
彼は「無知の知」を説いた人です。
アテナイ(現在のアテネ)で活動していて、対話的問答を通じて相手にその無知を自覚させようとしましたが、アテナイ市民には受け入れられず、告発され死刑判決が言い渡されました。
ソクラテスの弟子たちはm脱獄をすすめたのですが、ソクラテスは「悪法も法」だと言って毒の入った杯を飲み干しました。
また、この日は「悪妻の日」とも言われていて、その由来はソクラテスの妻が悪妻として有名だったからです。
哲学者の名言
- 唯一の真の英知とは、自分が無知であることを知ることにある
- 私が知っているのは、自分が何も知らないということだけだ
- 唯一の善は知識であり、唯一の悪は無知である
- 貴方のあらゆる言動を誉める人は信頼するに値しない。間違いを指摘してくれる人こそ信頼できる
ソクラテス
- 人間は逆境において人間の真価を試される。人生の達人は逆境を楽しみ、順境もまた楽しむのです
- 好きなことを仕事にすれば、一生働かなくてすむ
- 止まりさえしなければ、どんなにゆっくりでも進めばよい
- 徳ある人を見たらその人に並ぶことをめざせ。徳なき人を見たら我が身を振り返り自省せよ
孔子
- 人生は常に頂上に近づくほど困難が増してくる。寒さは厳しくなり責任は重くなる
- 孤独な者よ、君は創造者の道を行く
- 人間は行動を約束することはできるが、感情は約束できない。なぜなら、感情は気まぐれだからである
- 人が意見に反対するときはだいたいその伝え方が気に食わないときである
ニーチェ
- 他人の不幸に同情するのは、自分に無関係だと思えない時だけである
- 生きるとは息をすることではなく行動することだ
ジャン・ジャック・ルソー
- 知恵は知識に勝る
- 些細な事が我々を慰める、些細な事が我々を苦しめるように
ブレーズ・パスカル
- 人の考えを本当に理解するには、彼らの言葉ではなく、彼らの行動に注意を払え
- 信じなさい。あなたの人生は、あなたの思い描いた通りになると
ルネ・デカルト
- 自分に勝つこと。これこそがこの世で最も難しい勝利である
- 失敗する方法ならいくらでもある。しかし、成功する道はたった一つしかない
アリストテレス
- 石工はみんな知っている。小さい石もないと、大きな石だけでは石垣は上手に積み上げられないと
- 最高の幸福は少しの物で満足して生きれることである
プラトン
- 幸福を数えたら、すぐ幸福になれる
- 人間は考えることが少なければ少ないほど余計にしゃべる
モンテスキュー
- 今日なし得ることに全力をつくせ。しからば明日は一段の進歩あらん
- 発見する方法は、簡単です。1週間、1ヶ月、1年と、そのことだけを考え続けるのです。そうすると月明かりがさしてくるように、問題が見えてくるのです
アイザック・ニュートン
- 本当に幸福になれる者は、人に奉仕する道を探し求め、ついにそれを見出した者。これが私の確信である
- 自らの将来を意図的に作れ
アルベルト・シュバイツァー
以上、何人かの有名な哲学者の名言をご紹介しました。
あなたの心に響く言葉はありましたか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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