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4月25日「拾得物の日」の由来と歴史、拾得物の保管期間について

2019/11/13

落とし物を拾ったら交番に届けましょう。

小さい頃から学校や親から教えられた言葉です。

私も以前、公衆電話の電話ボックス(最近はあまり見かけませんが)の中でお財布を見つけて届けたことがあります。

逆に、自分が落とした財布を拾ってもらったこともあります。

実は記念日にも「拾得物の日」という記念日が存在します。

今回は拾得物の日の由来と歴史、そして拾得物の保管される期間についてお話しします。

 

 

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遺失物と拾得物

一般的には「忘れ物」や「落し物」のことを遺失物と言います。

そして遺失物を拾った人のことを「拾得者(しゅうとくしゃ)」と言い、拾われた物を「拾得物(しゅうとくぶつ)」と言います。

拾得物の日の由来と歴史

1980年の4月25日に、ある男性が1億円を拾ったことが由来になっています。

この事件は有名になったようで、当時トラックの運転手であった大貫久男(おおぬきひさお)さんが東京都中央区銀座3丁目の道路脇で現金1億円入りの風呂敷包みを発見して警察に届けたのだそうです。

結果的には落とし主が見つからなかったので、この男性が全額の所有権を得たようです。

所得税などが発生したため、手元に6600万円入ったそうです。

しかし、拾得物の法律に基づいて6ヶ月経つまでの期間には脅迫を受けたり、いやがらせも多かったようです。

現金を受け取る日などは早朝ジョギングを装って自宅を出て、防弾チョッキを身に付けていたそうです。

 

 

 

拾得物の保管期間について

拾得物に関する権利や受け取り期間については、なかなか詳しく知る機会がありません。

昔と比べて、いくつか変更された点もあります。

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手続きに関して

落し物を拾ったら、路上の場合であれば7日以内に近くの警察署や交番などに届けないと、それに関する権利がなくなります。

駅や店舗などの施設の中で拾った場合は施設の方に24時間以内に届けてください。

24時間が過ぎると、それに関する権利がなくなります。

また、届出を受けた施設は近くの警察署や交番に7日以内に届け出が必要となります。

7日経ってからでは拾得者の権利がなくなります。

拾得物の保管期間と受け取り機関

保管期間は3ヶ月とされています。(平成19年12月10日から法改正になったため)

以前は6ヶ月とされていましたが、この部分が大きく変わっています。

そして交付機関は保管期間が満了した翌日から2か月間となっています。

落し物などを届けて、3ヶ月経っても持ち主が現れない場合は拾得者に権利が発生するのですが、3ヶ月経った翌日から2か月の間に受け取りに行かないとその権利はなくなります。

その他の規則や変更点など

落し物や忘れ物の情報がインターネットで公表されるようになり、探しやすくなりました。

また、拾った物が携帯電話やカードなどの個人情報が記されているものについては拾得者であっても、所有権を得ることはできません。

傘や衣類などの大量に発生する落し物や忘れ物に関しては2週間以内に落とし主が見つからなければ売却処分ができることになりました。

 

また、拾得者の権利に関しては、落とし主が見つかった場合は拾った物の5~20%程度のお礼を求めてもいいとなっています。

2割というのは最大の謝礼であって、必ずというわけではないのですね。

ちなみに私がお財布を拾ったときはまだ中学生くらいで、現金がいくらかと、カード類が入っていたと思いますが、私は謝礼なんていらないと思っていたので、完全に忘れていました。

そうしたら、1週間程で落とし主が見つかったようで、その方からお礼にと菓子折りが届きました。

こういうのって、権利を求めてというよりも、人としての好意や善意、もっというと当たり前の行動なので、謝礼も気持ち程度でいいのではないかと思います。

それに、警察に届けるのって、結構手間がかかるものです。

私は大事な用事があって、決まった電車に乗る予定だったのに、落し物を拾ってしまったために、その手続きが終わるまで帰れなくなり、電車に乗れなかった記憶があります。

手続きが大事なのはわかりますが、住所や電話番号ぐらいですぐに帰してほしいと正直思いました。

そういう自分の時間や手間を割いても、きちんと届けようとする人は、お礼なんて望んでない人も多いと思います。

私は菓子折りと一緒にお手紙が添えられていて、会社勤めをされていた女性の方だったようで、文面は忘れましたが、内容としては、本当に助かったので嬉しかったと書かれていたのを覚えています。

取得物に関する法律や決まりなども少しずつ変わっています。

もし、自分が落としたり、拾ったりする当事者になったら、基本的なことは知っておきたいものですね。

また、よくわからない場合は、警察などにたずねたり、ホームページなどで調べてみるといいかもしれません。

せっかく善意をもって拾ったのに、届出をするのが遅れて、逆に罪に問われたりすると悲しいです。

人の好意がいい結果に反映する世の中になってほしいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

気になったこと質問などありましたら、下のフォームからコメント頂ければ嬉しいです。

 

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