4月15日「ヘリコプターの日」の由来と歴史、遊覧飛行やチャーター料金は?
2019/11/13
ヘリコプターで私が思いつくのは、ドクターヘリのように救急医療を必要としている人を一刻も早く医療施設に搬送する働きや、災害場所に急行する自衛隊のヘリなどです。
ということで、人を助けるという目的で使われることが多いです。
また、テレビの取材や年末年始の道路状況を把握するためにも活躍していますね。
今回はヘリコプターの由来と歴史、そしてヘリコプターでの遊覧飛行に関するチャーター料金についてお話しします。
ヘリコプターについて
ヘリコプターは、ローターと呼ばれる翼を回転させることで飛ぶことができます。
竹とんぼのように、翼を回転させることで空気の流れを作り出して上昇するしくみです。
操縦の基本は飛行機と同じで、翼の角度や形、回転数を変えることで調節しています。
飛行機と違う点は、機体を直接動かさなくても揚力(ようりょく)を得られるので、垂直方向や水平方向に移動できる点がすぐれています。
ヘリコプターの役割
ヘリコプターが活躍している仕事にはどんなものがあるでしょう。
ヘリコプターの独特の飛行の仕方で多くの分野で活躍しています。
- 病人やけが人の救急搬送
- 災害時の人命救助
- 火災の消火活動
- 気象観測
- 空中撮影
- 報道
- 犯人追跡
- 旅客・貨物
- 遊覧飛行
- 自家用車代わりの移動手段
こうしてみると、ヘリコプターはたくさんの働きをしています。
ヘリコプターの日の由来と歴史
全日本航空事業連合会が1986年4月15日に制定しました。
ヘリコプターの原理を考え出した「レオナルド・ダ・ビンチ」の誕生日が1452年のこの日のため、それに由来しています。
この全日本航空事業連合会という組織は、旅客機や小型機やヘリコプターを持つ航空会社が集まって、航空事業の発展を目指して活動しています。
このヘリコプターの日には、少しでもヘリコプターを身近に感じてほしいとの思いと、現在のパイロット不足問題に際して、もっとヘリコプターのパイロットを希望する若者が増えてほしいという願いもこめられています。
ヘリコプターの遊覧飛行
ヘリコプターを使ったサービスとして、様々な景色や夜景をたのしむために遊覧飛行というビジネスを展開しています。
日中であれば、自然の美しさや滅多にみることのできない景色を空から眺めることができますし、夜であれば、都会などの街並みを夜景として楽しむことができます。
最近では、カップルのプロポーズ場所としても使われるようです。
ヘリコプターの遊覧であれば、一般の人でも空の旅を楽しめますね。
遊覧飛行を提供している会社は数多くあり、その情報量は膨大ですので、基本的なことについてお話しします。
予約について
機体やパイロットの準備、一度に乗れる人数に制限があるため、ほとんどが予約制での受付となっています。
運行時間について
空の遊覧飛行の時間というのは、10分から20分程度が一般的です。
格安プランなどでは、5分という時間もありますし、30分という長い時間もあるようです。
とても短い時間に思えますが、上空に上がってからの2分3分の違いは距離的なものもかなりの幅がありますので、広い範囲を遊覧できます。
また、夜間飛行には制限があり、運行時間が限られる場合もあります。
登場者人数について
予約は大体2名からで、会社や遊覧の内容によって、上限などが決められています。
1名追加ごとに加算されたり、当初の人数から引かれたりするようです。
サービスプランなどでは必ず何名でお願いしますというものもあるようです。
天候による変更
当たり前ですが、空を飛行する乗り物は天候に左右されます。
時間的なものや、当日の変更もあることを心得ておきましょう。
料金について
飛行時間やプランによって異なりますが、2~3万円から色々な段階で金額設定があるようです。
これは、各会社への問い合わせによって確認しましょう。
格安東京遊覧プランには10分の遊覧飛行で3名のりで料金3万円というのもありました。
これなら1人1万円ですね。
決して手の届かない金額ではないですね。
ヘリコプターのチャーターについて
空を運行するということは、交通渋滞に巻き込まれることもありませんし、移動時間を有意義に使えるという利点もあります。
遊覧飛行とは違って、純粋に移動のために時間を節約したい場合に便利です。
どうしても移動距離を最速で動きたいのなら、空路を使うのはとても有効なはずです。
そうはいっても、お金持ちやビップと呼ばれる一握りの人しか使えないのだろうなと思ってしまいます。
一般的なヘリコプターのチャーター料金はどのくらいでしょう?
発着場所からの移動距離や着陸するエアポート、使用するヘリコプターの機体の種類や何人乗りのものかでも金額は変わってきますが、安い場合は、3~4万円から利用できるようです。
もちろん、何十万もかかったり、百万円をこえる金額の場合もありますが、最速での移動を必要とするなら、飛行機よりも便利なのかもしれません。
また、空港から空港という移動も可能です。
ヘリコプターなんて一生のうちに一度でも乗る機会はないように思えましたが、思ったよりも手軽に利用できる可能性を知りました。
私もヘリコプターをチャーターして移動できるようなビップになってみたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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