4月10日「教科書の日」の由来と歴史、紛失した教科書をネットで購入する方法
2019/11/13
4月になって、新しい学年に入ると必ず新しくもらえるものが教科書です。
小学生の頃、新しい教科書をもらうのがとても楽しみでした。
本を読むのが好きだったので、嬉しかったのは、もっぱら国語の教科書だけでしたが・・・。
新学期や新学年を意識するのも教科書をもらった時でした。
中学生になり、高校生になり、教科書はただ重いだけの物になってしまいましたが、何かで勉強したり資格を取得する時には必ず教科書がつきものです。
今回は教科書の日という記念日の由来と歴史、そして教科書を失くしてしまったときにネットで購入する方法についてお話しします。
教科書について
教科書は、子供の頃だけでなく、大人になってからも、社会人になってからも様々な分野でお世話になる重要な図書です。
特に小中学校の教科書は国民の納める税金で無償になっていますので、そのことにも思いをはせて、大切に使っていってほしいとの思いもあるようです。
義務教育における教科書の無償化については、1063年(昭和38年)から続いています。
教科書は、その専門分野を学ぶ上で、その分野の道しるべのようなものでもあり、好きなページを繰り返して何度も読み返すことのできる便利な教材です。
何かを習う、学ぶというときに先生という存在は一番大切だと思いますが、もしも「いい師」に出会えなくても、教科書は誰にでも公平に、同じように知識を分け与えてくれます。
先生がいなくても、人によっては、教科書の存在だけでその道の学びを極める人もいるくらいです。
そう考えると、教科書というものは厳選された内容や、高度な知識、情報を埋め込んだ素晴らしいものです。
一生のうちに一体どれだけの教科書と出会うかわかりませんが、それをどれくらい使いこなせているかで、学びの深さが変わってくるかもしれませんね。
私と教科書
私もその恩恵にあずかっているのですが、高校生になったときに初めて教科書をお金を出して購入した時に、今まで当たり前のようにもらっていたことが、当たり前ではなかったんだなあとしみじみ思いました。
だからと言って、高校生のときに感謝したりという立派な感情があった訳でもなく、教科書の価値を少し知ったという程度でした。
自分が親になってみて、子供の教科書を買うという経験をしてそれまでの小中学校時代の無償制度がどれだけ有り難かったかということに気付きました。
自分のことは棚に上げて、
「教科書なんだから、もっと大切に使いなさい」
と何度も言って聞かせたような記憶があります。
社会人になってから、私はある資格をとるために再度学生という立場になりました。
その頃使っていた教科書は今でも読み返すことがあるくらい活用しています。
私たちの身の回りにある教科書について、今一度振り返るいい機会ですね。
「教科書の日」由来と歴史
2010年に制定という比較的新しい記念日になります。
一般社団法人「教科書協会」が「4(ヨイ)10(トショ)」の意味をこめて制定しました。
学校関係の人、教科書を使う人、教科書関係の仕事をしている人(出版・印刷・販売・その他)などに教科書の役割や、教科書に関わる仕事の大切さを改めて知ってもらうために作られた記念日です。
制定された2010年(平成22年)には盛大な記念式典が執り行われました。
紛失した教科書を再度注文する方法
さて、教科書というものは、小中学校までは誰にでも同じように配られるものです。
自分でお金を出して買わなくていい反面、気軽に書店などで購入なんてできないと思っていませんか?
実は個人でも購入できるんです。
失くした教科書はどこで買えるの?
教科書を学校に納めている書店(教科書取扱書店)が、全国に3000店以上あり、そこで購入できます。
また、教科書や一般書籍供給会社も全国に53事業所、存在しますので、そこでも購入可能です。
学校で取り扱っている書店を聴く方法や、高校であれば、校内に購買部などがある場合は、そこで購入できる場合もあるようです。
先輩などに頼んで譲ってもらうという手もあります。
しかし、先生や親にバレないように自分でどうにかしたいと思っている人もいると思います。
そこで活躍するのが、ネットでの注文になります。
ネットで注文できるの?
失くした教科書をネットから注文するには、
次のホームページから可能です。
希望の都道府県名をクリックして頂くと、購入方法や、値段、連絡先などが表示されます。
希望の項目をクリックして詳細を確かめてみてくださいね。
私は、色々手続きがわからなかったりすると、直接連絡先に電話して聴くことが多いです。
一度で色々済みますので。
失くした教科書は、小中学校のものであっても、2冊目からはお金がかかります。(当たり前ですが)
子供さんがなくされた場合は言えずに悩んでいらっしゃることもあるかもしれませんので、お母さんが時々時間割などを一緒にそろえてあげることで気付くことができるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
気になったこと質問などありましたら、下のフォームからコメント頂ければ嬉しいです。
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