3月14日はホワイトデー、由来と歴史、お返しのお菓子の種類について
2019/11/13
2月14日のバレンタインデーが終わると、日本のお菓子市場は3月14日に向けてにぎわい始めます。
そうです「ホワイトデー」ですね。
バレンタインデーでチョコレートを受け取った男性側から女性へのお返しの日とされています。
この行事は日本独特のもので、ほとんどの外国ではホワイトデーという行事はありません。
お隣韓国ではホワイトデーがあるようです。
今回はホワイトデーの由来とその歴史、お返しに贈るお菓子についてお話しします。
ホワイトデーとは
ホワイトデーという名前になったのはどういう理由や意味があったのでしょうか?
由来
ホワイトデーはバレンタイン司教の殉教から一月後、それに救われた男女があらためて二人の永遠の愛を誓い合ったという話に由来しています。
ヨーロッパをはじめ、世界中の多くの人々に語り継がれて「ポピーデー」「フラワーデー」「クッキーデー」「マシュマロデー」と呼ばれていました。
1978年に全国飴菓子工業協同組合の名古屋総会において「ホワイトデー」を定め、1980年の3月14日からスタートした。
もともとキャンディーを売る事が目的であったので「キャンディーの日」にする意見も出たが、将来的に考えて取りやめ、「ホワイトは純潔のシンボル。ティーンのさわやかな愛にぴったり」という理由で「ホワイトデー」に決定されました。
歴史
日本ではバレンタインデーが定着することで、お菓子業界で、そのバレンタインデーのお返しをする日を作ろうという意見が出されました。
そして昭和40年代に入ってからメーカーごとにそれぞれ決まった日を設け、ビスケットやマシュマロ、キャンディーなどをお返しの贈り物として宣伝し、販売するようになりました。
ホワイトデーのお菓子
ホワイトデーはお菓子をお返しすればいいというのはわかっていても、どんなお菓子を贈ることが一般的なのか意外と知られていませんよね。
というか、贈り返すお菓子にそもそも決まりなんてあるのでしょうか?
お菓子の種類
以前(と言ってもだいぶ前のことですが)は、ホワイトデーのお菓子はキャンディーやマシュマロだと決まっているような感覚がありました。
しかし現在では、ホワイトデーのキャンペーンとして売り出されているお菓子を見ると、何のしばりもくくりもないように感じます。
クッキーやケーキ、場合によってはお返し用のチョコレートもあったりして、
「何でもありなんだ」
と思ってしまいます。
でも実はお返しするお菓子にも意味があり、お返しをもらっただけでただ喜ぶのではなく、本当に隠された意味というものも知っておくことも必要かもしれませんね。
マシュマロ
一般的にお返しするならマシュマロ、なーんて安易に考えて贈っているのなら気をつけてくださいね。
あなたが嫌い
お付き合いできません
という否定の意味が含まれています。
相手の気持ちを柔らかく包んでお返しするという意味や、溶けてなくなるからという意味があるのです。
クッキー
友達のままでいましょう
このままの関係で
という意味があります。
クッキーはお返しとしては一般的ですが、サクッとした食感から「ドライな関係のままで」という意味が含まれています。
キャンディー
なんと、キャンディーをお返しするということは、
あなたが好きです。
交際しましょう
という肯定の意味が含まれます。
キャンディーは他のお菓子に比べると、長く楽しめるという理由から、「あなたは本命です。」宣言にもなります。
男性は、チョコレートをくれた人が本命ならばキャンディーを贈るのもありですね。
マカロン
昔はあまり馴染みのなかったお菓子でもあります。
最近はお土産などにも人気のあるお菓子です。
このお菓子のもつ意味は、
あなたは特別です。
という物。
マカロンは他のお菓子に比べて、お値段もはりますし特別感満載です。
ですので、本命の彼女へのお返しに最適です。
マカロンを取り寄せてみる
↓ ↓ ↓
このように本当の意味があるとしても、その意味を知って返してくれる男性ばかりとは限りません。
お菓子がマシュマロだからとがっかりせず、逆にマカロンだからと喜び過ぎないようにしましょう。
ただ、お返しを贈る男性の方は、お菓子の意味を知っておかないと好意がそのまま受け取ってもらえないことにもなりますし、そこまで気にならない女性に本命の意味のキャンディーを送って誤解されてしまうのも困るかもしれません。
よく意味を知ってお菓子を選びましょうね。
私が思う事
個人的に思うのですが、バレンタインデーは日本での告白は女性から男性なのに、男性から女性への告白の場はどうしてないのでしょう?
ホワイトデーはもらった人だけがお返しするという風潮がありますが、男性から女性に対しての告白の機会も作ってほしいですよね。
でも、そうするとまたお菓子業界を賑わわせるだけになるのかもしれません。
記念日やイベントは年々増えていき、その由来や歴史についても江戸時代だとか明治時代だとかの古いものばかりでなく、ほんの2~3年前から制定されたというような記念日も多くなってきています。
多くの人が笑顔になるような記念日はどんどん増えて行ってほしいと思います。
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ところで大和言葉って知ってますか?
ひびきが美しいけど意味を知っているとちょっと得した気分!!!
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