3月13日はサンドイッチデー、由来と日本での歴史
2019/11/13
パンとパンの間に何か具材を挟んで食べるサンドイッチ、私は大好きです。
子供の頃に我が家では普通の分厚い食パンに、母特製の甘めの厚焼き玉子とキャベツを一枚、それにマヨネーズを塗って挟んだサンドイッチが我が家の定番でした。
今でも大好きで時々作っています。
甘めの卵焼きとマヨネーズの味がくせになる美味しさなんです。
キャベツはレタスに換えたりしますが。
サンドイッチは、具材の組み合わせとその家庭でのアイデアによって幅も広がり、食べるのももちろん作るのも楽しいですね。
今回はサンドイッチデーの由来と、日本での歴史についてお話しします。
サンドイッチについて
サンドイッチという言葉の歴史や由来はどういうものでしょうか?
サンドイッチの由来
英語の「sandwaich(サンドウィッチ)」からの外来語です。
イギリスの貴族であるサンドウィッチ四世ジョン・モンタギュー伯という人の名前から来ています。
この伯爵はトランプゲームが大好きで、ゲームをしている途中でも何とか簡単に食事ができる方法はないかと考えてパンに具を挟んで食べたのがきっかけとなり、この食べ物を「サンドイッチ」と呼ぶようになったそうです。
実際にはパンに物を挟んで食べるという風習はそれ以前からあったようなので、本当のところ、この伯爵の行動がきっかけなったのかどうかはわからないのですが、この伯爵の名前から付けられていることは間違いないようです。
また、この伯爵は仕事上、多忙を極めていたため、トランプゲームなどをやっている暇はなかったはずという情報もあります。
どちらにしても、食卓や食器などを使わなくても食事をとれる活気的な方法の食事形式だったことは確かです。
それまでの食生活をガラリと変えた食べ物だったのは間違いなさそうですね。
サンドイッチの日の由来
3月13日は両側の3で真ん中の1を挟んでいる日にちであることから、この日を「サンドイッチデー」としているようです。
もう一つ、サンドイッチの日があるようで、サンドイッチ伯爵の誕生日と、「いいサンド」という語呂合わせによって、11月3日もサンドイッチの日と定めてあります。
サンドイッチの歴史
サンドイッチが日本に登場したのは一体いつのことなのでしょう。
それは昭和36年(1961年)のことです。
東京で「フレンパン(婦連パン小石川販売所)」が「フレンサンドイッチ」という名称で始めました。
食パンの耳を取り、三角形に切られた形のものが一番最初だったようです。
その後、鯵の押し寿司で有名な大船軒がサンドイッチを日本で初めて駅弁として発売しました。
当時はサンドイッチは神戸や銀座の高級洋食店でした食べられなかったという背景があり、庶民にとっては高嶺の花的な存在だったのに、いきなり駅弁という誰でも手に入れられる環境が出来たことで、サンドイッチは大ブームになり、商品は飛ぶように売れたそうです。
今では日常で簡単に手に入る食べ物で、どこででも食べられ、誰もが気軽に買える環境ですが、サンドイッチ発売当時は手の届かないような高級食材だったのですね。
サンドイッチの多様化
サンドイッチはパンに具材を挟むものです。
その中身も多様化してきて、ハムや卵という一般的な物から始まり、お肉やフルーツ、焼きそばやスパゲティーなどの麺類、とんかつなど、様々なものが挟まれるようになりました。
私たちの生活ではさして珍しい物ではない具材も、外国の人から見ると意外性があったり、アイデア溢れるものが多いようです。
パンも最初は食パンだけだったのに、ホットドッグに使われるようなパンやバターロール、クロワッサン、フランスパン、マフィン、ハンバーガーなどのバンズ、はてはご飯とご飯で具材を挟むというスタイルまで発展してきています。
サンドイッチの魅力は何といっても食べる場所を選ばないのと、テーブルなどがなくても食べられる、何かをしながら片手で持って食べられるなどの点です。
箸もフォークも使わないで、素手で持ってかぶりつくというのはちょっと行儀が悪いようにも見えるかもしれませんが、大きな口でほおばる姿はとても幸せそうです。
また、サンドイッチも調理法によって、温かいホットサンドやパンの上に具材をのせるだけで、挟まないオープンサンドなどもあります。
今は24時間、コンビニエンスストアに行けば手に入るサンドイッチです。
専門店やチェーン店などもどんどんオープンしてきています。
ですが、だからこそ、家庭の食卓でオリジナリティあふれるサンドイッチを作って家族で楽しむのもステキだなと思います。
具材を考えるのも楽しいですし、食べるときに幸せそうな顔を家族で囲めるのも最高ですね。
私も子供の頃に食べていた甘めの卵焼きとキャベツのサンドイッチを食べたくなりました。
週末にでも作ってみようかな?
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ところで大和言葉って知ってますか?
ひびきが美しいけど意味を知っているとちょっと得した気分!!!
▼▼こちらも参考にしてくださいね▼▼
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