3月11日は「ジャイアントパンダ発見の日」由来と歴史、絶滅危惧種になった理由
2019/11/13
黒と白のコントラストが特徴。動物園の人気者のパンダ。
このパンダが記念日になっている日があります。それが「ジャイアントパンダ発見の日」です。
パンダは表情だけでなく行動も愛らしくて子供だけでなく大人にも人気の高い動物。この記事では「ジャイアントパンダ発見の日」の由来と歴史についてみていきます。
また絶滅危惧種になっていたジャイアントパンダですが、その理由についてもご紹介します。
ジャイアントパンダ発見の日
日にちは3月11日です。
「ジャイアントパンダ発見の日」の由来
ジャイアントパンダは人が地球上に存在する前から生息したと言われます。
なのに山奥でひっそりと生活していたので人から見れば名も知らない不思議な怪獣扱い。
1869年3月11日のこと、フランス人の宣教師であるアルマン・ダヴィッドが中国を訪れ地元の漁師が持っていた毛皮に興味を抱きます。それが白と黒の毛皮。アルマンダヴィッドがジャイアントパンダの毛皮を発見した日それが「ジャイアントパンダの日」になった由来です。
ジャイアントパンダとは?その性格について
性格は基本的には穏やかで、動物園で飼われているパンダは子供のころなど飼育員にじゃれてくるくらい好奇心旺盛。
ただクマ科の動物なので怒らせると凶暴さを見せることもあるようです。
とはいえ、クマ科の中でも穏やかで特別なことがなければ人を襲うこともないでしょう。
ジャイアントパンダが絶滅危惧種になった理由について
ジャイアントパンダの存在が最初に知られたとき、ヨーロッパの人々によって毛皮目的で乱獲されました。これは1869年のこと。
そして20世紀に入るころにはすでに絶滅寸前まで数が減ってしまったのです。
1990年に「絶滅危惧種」に指定される
密漁やほかの動物の罠にかかるなどして少しずつ生息数が減少。中国の経済成長もジャイアントパンダの生命をおびやかすことに・・・・・。
森林開発が進むことでジャイアントパンダの生息する地域が分かれてしまい、繁殖しづらい環境に。
しかし中国政府の懸命な保護活動により、パンダの保護区域を設定したりして少しずつ生息数が回復。
2016年9月4日には国際自然保護連合(IUCN)がジャイアントパンダを絶滅危惧種の指定から解除されたと発表!
かわいいパンダですが、人間の欲のせいでどんどん数が減っていきました。しかし現代はまた少しずつ増えています。今でも絶滅危惧種ではないにしてもその一つ下のランクである危急種(VU)であることには変わりありません。
人間の行動の勝手さは地球上の動物を絶滅に追いやるという教訓ですね。
日本でもパンダ人気は凄くて管理人も和歌山県にあるアドベンチャーワールドにパンダを見に行ったことがあります。その愛くるしい動作には心から癒されました。
最後までお読みいただきありがとう ございました。
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