3月10日はミントの日、由来と歴史、ハーブとしての効果について
2019/11/13
ミントはハーブの一種です。
スーッとした爽やかな味と香りでガムなどやタブレットなどにもよく使われています。
パフェなどの一番上に彩りで乗せられていることもあります。
今回はミントの日の由来とハーブとしてのミントの効果についてお話しします。
ミントとは?
ミントのスーッとする感じ、何か思い当たりませんか?
ミントの和名は「ハッカ」です。
そうです、日本の薄荷(はっか)のことです。
ミントとは、シソ科ハッカ属(ミント属)の総称のことを言います。
繁殖力がとても強く雑草扱いされることがあるほどです。
葉っぱからは爽快で、清涼感のある香りがします。
ミントは繁殖力が強いことから、変種ができやすくミントの種類だけでも600種類を超えるほどです。
「ペパーミント」や「アップルミント」という言葉はよく耳にしますよね。
ミントの生息地
ユーラシア大陸原産です。
インドや北米、ブラジル、ヨーロッパ、日本で生息しています。
ミントの日の由来
「ミン(3)ト(10)」の語呂合わせで、2000年3月10日にカネボウフーズ(現クラシエフーズ)が制定しました。
クールでさわやかなミント風味のタブレット「FRISK(フリスク)」を発売しています。
ミントはラテン語の「mentha」に由来し、ギリシャ神話に出てくる美少女ニンフの「メンタ」の名に因んだものとも言われます。
メンタは冥府の神ハーデスに愛されるものの、その妻であるペルセポネーの嫉妬によって草に変えられました。
メンタが自分の場所を知らせるために、爽やかな香りを放つようになったとの由来があります。
ミントの効果について
スーッとした爽やかな香りは、精神的にもリラックスさせ、気持ちを落ち着かせる効果があります。
ハーブとしても活用されるミントですが、どんな効果や効能があるのでしょうか?
ミントの健康効果
ミントには発汗作用があります。
炎症を抑える抗炎症作用や殺菌作用もあり、風邪の引き始めには温かいミントティーを飲むこともいいですね。
一般的に知られている効能としては、口臭予防、乗り物酔い、頭痛や歯痛を和らげるなどがあります。
食べ過ぎ飲み過ぎで胃の調子が悪いときに消化を助けてくれ、腹痛や胸やけ、胃痙攣を緩和してくれます。
身体の面だけでなく、心の面においても健康効果があります。
一番有名なものとしてリラックス効果があります。
よって、イライラ感や不安感、ストレスを軽減してくれる効果があります。
ミントの美容効果
ミントの独特の香りは過剰な食欲を抑えてくれます。
食事の前などにミントティーを飲むことによって食べ過ぎを防いでくれるのです。
よってダイエットにも活用されています。
上手な活用法によって効果的なダイエットができるかもしれませんね。
ミントの解毒作用は、新陳代謝を促してくれますので、便秘解消、冷え性改善、美肌効果もあります。
利尿作用のおかげでむくみにもよく効きます。
女性に嬉しい効果や効能がたくさんあります。
ミントはお茶として飲むことが多いです。
生活の中でも上手に取り入れて、心も身体も健康になれるといいですね。
ミントの生活での活用法
ミントは口から身体に摂りいれる以外にも活用方法があります。
その独特の香りや殺菌作用が生活の中でもとても役に立ちます。
食用で余ったミントを違う用途で使えるのは便利ですね。
ボウルにミントの葉を入れて熱湯を注ぎ、それをスプレー容器に移します。
お部屋の消臭スプレーとして使えます。
肌にかけることで虫よけスプレーにもなりますし、いい香りもして一石二鳥です。
ただ肌が弱い人は注意してくださいね。
ミントにはメントールという薬効成分があるので、肩こりがひどい時には葉っぱを直接、肩や首筋に塗ってあげたり、頭痛などでは眉間に塗ってあげるとスーッとして凝りや痛みが緩和されるでしょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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