12月13日「ビタミンの日」の由来と歴史、ビタミンの種類と働き
食品には栄養素が含まれています。
その中でも美容と健康にいい栄養素としてビタミン類は欠かせません。
ビタミンには種類も豊富で、それぞれに効果・効能があり、バランスよくとることで健康も美容も維持していくことができます。
そんな栄養素としてのビタミンですが、実はビタミンに関する記念日があります。
今回は「ビタミンの日」の由来と歴史、ビタミンの種類とその働きについてお話ししていきます。
「ビタミンの日」の由来と歴史
2000年(平成12年)9月に【ビタミンの日】制定委員会が制定しました。
その由来は1910年(明治43年)のこの日に、鈴木梅太郎が米ぬかから抽出した成分を脚気(かっけ)予防の働きがあるとして「オリザニン」という名前をつけて東京化学会で発表したことの記念です。
のちに、「オリザニン」は1年後に発見された「ビタミンB1」と同じ成分であることがわかったそうです。
ビタミンB1として発見したのはポーランド人科学者であるC.フランクという人ですが、先に発見した鈴木梅太郎よりも国際学会への発表の時期が早かったため、「ビタミン」という名前で普及されました。
ビタミンの種類と働き
ビタミンには水溶性ビタミンが9種類、脂溶性ビタミンが4種類あります。
脂溶性ビタミン
ビタミンA
- 皮膚や目の粘膜を健康に保つ
- 抵抗力を高める
- 視力低下を防ぐ
ビタミンD
- 歯や骨の発育促進
- 骨粗しょう症予防
ビタミンE
- 血液循環をよくする
- 抗酸化作用
- 老化防止
ビタミンK
- 血液凝固作用
- 骨づくりのサポート
水溶性ビタミン
ビタミンB1
- 疲労回復
- 脚気や多発性神経炎の予防
- 老年性痴呆症候群のウエルニッケ症候群の予防
ビタミンB2
- 肝臓の働きを助ける
- 解毒作用
ビタミンB6
- 免疫機能を正常に保つ
- 皮膚の抵抗力を高める
- 脂質の代謝
ビタミンB12
- たんぱく質の代謝
- 悪性貧血の予防
ナイアシン(ビタミンB3)
- 糖質代謝
- 皮膚の発育
- 解毒作用
- 老化防止作用
- 血管拡張作用
葉酸(ビタミンB9)
- 貧血の予防
パントテン酸(ビタミンB5)
- 脂質の代謝
- たんぱく質の代謝
- 炭水化物の代謝
- 神経中枢の発達を助ける
- 傷の治りをよくする
ビオチン(ビタミンB7)
- 筋肉痛の軽減
- アミノ酸や脂肪酸の代謝のサポート
ビタミンC
- 抗酸化作用
- 壊血病の予防
- 風邪の予防
- アレルギー反応の予防
- ストレス軽減
最後までお読みいただきありがとう ございました。
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