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大和言葉

美しい大和言葉、みまかるの由来と意味、使い方について

2017/11/30

人が死ぬときに

「死ぬ」

という言葉はなかなかつかいません。

 

それは精神的にデリケートな部分もあり
ますし、その言葉を聞く人によっては
不快に感じる場合もあるからです。

 

ですので代わりに使う言葉としては

  • 亡くなる
  • 逝ってしまう
  • 天国に召された
  • ご臨終
  • 命の灯が消えた
  • あの世に旅立つ

などなどたくさんの言い回しを使い
ます。

 

そんな時に使うとその場の空気を壊
さない、それでいて厳粛さが感じら
れる言葉に

「みまかる」

という大和言葉があります。

 

今回は美しい大和言葉

「みまかる」

の由来と意味、使い方についてお話し
します。

 

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「みまかる」の意味と由来

「みまかる」は「身罷る」という漢字で
表します。

 

「死ぬ」ことを表す、自分の身内側で
使う言葉になります。

 

死にました」というよりも「みまかり
ました」というほうがとても感じがいい
ものです。

 

人の死に対しても表現一つで丁寧さが
感じられたり、そっけなさが感じられ
たりするものですね。

 

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「みまかる」の使い方

お葬式などに行きますと、

「この度はご愁傷様です。
故人におかれましては・・・・・」

などなど日常ではまず使わないような
厳粛な言葉がたくさん使われます。

 

人の死に関わる行事や言動などは、
とても厳粛で、デリケートで、考え
させられるものが多いです。

 

そのような場で身内側の死を表現する
ときに使います。

 

例えば、

  1. 祖父は昨年死にました
  2. 祖父は昨年亡くなりました
  3. 祖父は昨年みまかりました

などのように使いますが、1だととても
簡単な言い方で、聞いている人にとって
は乱暴な言い方に聞こえたり、そっけな
く感じます。

 

2はよく使うと思いますが、相手の側に
も亡くなった方がいらっしゃって、その
話をしているときなどは微妙なニュアン
スになるかもしれません。

 

「ご尊父が亡くなられたのと同じ年に
私の祖父も亡くなりました」

 

相手方に尊敬の意を表すときに自分の
側にも同じ言葉だと同等のように聞こ
えてしまうことがあります。

 

普通であれば気にならないことかもし
れませんが、人によっては同じように
扱われることを不快に感じることも
あるでしょう。

 

そんな時に3のように自分側の身内の
死を伝えるときには「みまかる」を使う
ととても感じのいい響きになります。

 

使わなくてもいいかもしれませんが、
使うととても感じのいい言葉が大和
言葉だと思います。

 

言葉の使い方が多様でとても複雑な
日本人ならではの使いこなしが趣を
感じさせてくれます。

 

一つ使いこなせるだけでも

(おおっ一味違うな!できる人だな!)

という印象を与えられそうですね。

 

最後までお読みいただきありがとう
ございました。

気になったこと質問などありましたら
下のフォームからコメント頂ければ
嬉しいです。

 

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-大和言葉

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