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4月8日「忠犬ハチ公の日」の由来と、その物語の真実は?

 

忠犬ハチ公と言えば、渋谷の駅前にある銅像が有名です。

東京に行ったことがなくても知られているほど有名なお話しですね。

犬は自分のご主人に対して忠実だというのは聞いたことがありますが、実際にはどのようなお話しが伝えられているのでしょうか?

今回は忠犬ハチ公の日の由来と、その物語の真実についてお話しします。

 

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忠犬ハチ公とは

亡くなってしまった飼い主の帰りを、東京の渋谷駅で約10年間待ち続けた秋田犬のことです。

名前はハチと言い、ハチ公の愛称でも呼ばれています。

忠犬ハチ公の日の由来

忠犬ハチ公の日という記念日はどうして制定されたのでしょうか?

この記念日を制定したのは、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会という会で、1936年の4月8日から慰霊祭が行われています。

当事者であるハチ公の飼い主である上野さんは1925年に亡くなりました。

その死を知らないハチが、その後も主人の帰りを待ち続けたことで人々に感銘を与え、忠犬と呼ばれるようになったのです。

 

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忠犬ハチ公の銅像

一番最初に銅像が建てられたのは、1934年4月21日でした。

渋谷駅前に銅像が建てられ、その除幕式にはハチ公自身も出席したそうです。

そして第二次世界大戦が起こり、その影響を受けることになります。

それは、第二次世界大戦の終戦前日である1945年8月14日のことです。

当時、武器などを造るために少しでも金属を必要としていた日本政府が命令を出し、ハチ公の銅像も回収されてしまったのです。

終戦がもう一日早ければハチの銅像はそのままで済んだのにと思うとなんとも切ない話ですよね。

その後1948年8月に新たな銅像が建てられました。

これが現在渋谷にあるハチ公像です。

ハチ公の銅像というのは渋谷駅だけでなく、ハチが生まれた秋田県大館市の大館駅前や東大農学部のキャンパス内にもあります。

こちらは上野博士と一緒に建てられていますので寂しくないでしょうね。

忠犬ハチ公の物語の真実について

有名過ぎるお話しではありますが、私も細かい部分は知りません。

主人に忠実だった犬が亡くなった主人の帰りを待ち続けたという概要しか理解していませんでした。

その忠実な姿が人々に感動を与え、銅像として残ったのだと聞いています。

銅像のモデルとなったのは秋田犬のハチ、通称ハチ公です。

そして飼い主は旧東京帝大(現東大農学部)の上野栄三郎博士です。

上野博士は日本で初めて農業工学教授となったそうです。

上野博士は昭和32年に制定された「耕地整理法」による事業に着手し、人材不足や専門分野に突出した人物がほとんどいなかったため、日本各地へ出かけては、講演や技術指導を行っていました。

ハチは1923年(大正12年)11月10日に秋田県北秋田郡二井田村(現・大館市)で生まれ、翌年1924年(大正13年)から上野博士に飼われることになりました。

当時のハチの価格は30円で、米俵に入れられて秋田県大館駅から東京の上野駅へと運ばれ上野博士のもとへと到着しました。

ハチは「ジョン」と「エス」という二頭の犬たちと共に飼われていたそうです。

上野博士が生きていた頃は、玄関先や門の前で博士を見送ったり、時には渋谷駅まで送り迎えをすることもあったそうです。

1925年(大正14年)、ハチが飼われて1年余り経ったとき、上野博士は出向いていた大学で脳溢血が原因で倒れ急死してしまいます。

ハチはその日から3日間は何も食べなかったと言います。

上野博士が亡くなった日もハチはジョンとエスと一緒に渋谷駅まで上野博士を迎えに行っていました。

その後のハチは東京以外のあちこちで引き取られていましたが、人懐っこさが仇になったり商売の邪魔になったりで再び東京に戻りました。

新しく飼い主になってくれた小林菊三郎は、上野博士の自宅に出入りしていた植木職人で、当時もハチを可愛がってくれていました。

しかし、可愛がってくれていた小林さんとの生活の合間にも渋谷駅に何度も通っていたようです。

ハチが上野博士とよく一緒に歩いていた渋谷駅前で毎日主人の姿を探すハチを目撃する人も多かったそうです。

これは映画化もされているほど有名なお話しです。

1987年に公開された映画「ハチ公物語」は私も見ました。

実はこのお話しは2009年にアメリカで「HACHI 約束の犬」という映画公開になるほど有名な話となっています。

ハチは1935年(昭和10年)3月8日に亡くなりました。

11歳の生涯でした。

主人に忠実な犬の姿は人々の心をうちますね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

気になったこと質問などありましたら、下のフォームからコメント頂ければ嬉しいです。

 

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