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4月12日「パンの記念日」の由来と歴史、フランスパンの種類について

2017/11/16

パンは現代では日常的に食べられている食材です。

パンが食卓にのぼるようになったのは一体いつからなのでしょうか?

朝食に和食でなく洋食を取り入れる家庭も多いと思います。

パン食なんて珍しくもないでしょう。

そんな日常的に食べられるパンについての記念日の由来と歴史についてと、世界で有名なパンについてお話しします。

 

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パンの日とは?

「パンの日」という記念日があります。

どういう歴史や由来があってこの記念日が制定されたのでしょうか?

毎月12日を「パンの日」と定め、「パンの記念日」というのは4月12日のことです。

パンの日の由来と歴史について

1983年(昭和58年)にパン食普及協会が制定しました。

このパンの日の由来と歴史については、幕末の時代背景によるものが大きいです。

日本近海に黒船が頻繁に出没していた頃、中国ではアヘン戦争が起こっていました。

日本も外国の戦艦からいつ攻められるかわからない不安と戦っていた時代でした。

その時、幕府は緊急防衛策を考えるようにと命令を出し、それを受けたのが伊豆韮山代官の江川太郎左衛門でした。

江川太郎左衛門という人物は洋式砲術の大家である高島秋帆の門下でもあり兵法家でもありました。

その時に江川太郎左衛門が考えたことは、

「握り飯方式の弁当では戦えない」

ということでした。

それはどういうことかと言いますと、敵の前で火を起こして飯を炊いていたら敵にこちらの居場所がばれてしまい、攻められてしまうからです。

その解決策として出てきたのが「パン」の存在でした。

パンなら保存性・携帯性にも優れていて消化もよく、敵の前で火を起こす必要もありません。

 

そして韮山の江川邸にパン焼き窯が作られます。

高島秋帆の従者をしていた長崎のオランダ屋敷の料理方として製パン技術を身に付けた作太郎の協力で成し遂げられました。

そして初めてパンが焼かれたのが1842年(天保13年)の4月12日だったのです。

この時焼かれたパンは、乾パンの一種で日持ちの良い「兵糧(ひょうろう)パン」だったと言われています。

これを機会に、水戸藩や薩摩藩を始めとする各藩が競ってパンを焼き貯蔵して外国の攻撃に備えるようになりました。

この初めてパンが焼かれた4月12日を記念して4月12日を「パンの日」と制定されたようです。

この記念日の意義は、全国のパン屋さんが一層のサービスに努目てほしいという願いからです。

パン食の普及を推進する記念日でもあります。

 

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フランスパンについて

ちょっと固めで、歯ごたえがあり、素朴な味をしているフランスパンは日本でも有名で、多くの人に食べられています。

柔らかいパンも美味しくていいですが、噛みごたえのあるフランスパンも味があっていいものです。

見た目だけではあまりピンとこないのですが、実はいくつかの種類があったのですね。

どんな種類があるのか、どうしていくつもの似たようなパンなのに種類があるのかを見てみましょう。

種類

フランスパンは見た目はそっくりなのに、いくつもの種類があるのには20世紀以前のフランスの統治政策が関係してきます。

主食であるパンの価格の変動によって社会が不安定になることを心配した政府がパンの公定価格を決めて制度を作りました。

グラムによっていくらと定めることにした結果、いくつもの種類のパンが生まれたというわけです。

実際にはパンを売るときには重さを量って売るというよりも切れ目(クープ)の数などを目安としてその重さによって値段をつけられていました。

では、いくつかある、フランスパンの代表的な種類をご紹介します。

パリジャン

長さ)50~70cm

クープ)5~6本

パリジャンというのは、そのまま訳すと「パリっ子」とか「パリの」という意味なのですが、「パン・パリジャン」を省略したもので、「パリのパン」という意味です。

バゲットが主流である現代ですが、以前はこのパリジャンが主流でした。

バゲット

長さ)70~80cm

クープ)7~9本

バゲットというのは「棒」や「杖」という意味を持っています。

その名前の通り見た目は細長い形をしています。

表面がパリッとしていて香ばしいです。

日本では一番よく知られている種類のフランスパンかもしれませんね。

噛みごたえがあるので、しっかりフランスパンを味わいたい場合はバゲットを選ぶのもいいです。

バタール

長さ)40~50cm

クープ)2~3本

バケットよりも短いですが、バケットよりも太めです。

バタールというのは「中間の」という意味です。

生地的にはバゲットと同じもので、成型段階で短くされています。

食感としてはバゲットよりもモチモチ感が強いです。

クッペ

クープ(切れ目)が1本だけ入ったパンです。

バタールをコンパクトに味わえる大きさです。

日本で生まれたコッペパンの語源はこのクッペから来ています。

ブール

「丸い」「ボール」という意味のフランス語になります。

パン職人の「ブーランジェ」という言葉はここから来ています。

生地はバゲットと同じもので、成型段階で丸めて発酵させます。

バゲットよりも多少しっとりした感じかもしれません。

シャンピニョン

「きのこ」という名前のフランスパンです。

独特の形をしています。

小型で、食べやすいかもしれません。

これもバゲットと同じ生地から作られています。

小さい生地は綿棒で伸ばして平たくして、下の丸い部分は生地を丸め直して、この2つの生地を合わせて作ります。

丸い生地の上に平らな生地をのせて、人差し指で押し込んでつくります。

食感としては、傘の部分がカリカリしていて、下の部分は普通のフランスパンの食感で、2種類の食感が楽しめるフランスパンです。

私とパンの日

日頃から慣れ親しんでいるパン食ですが、由来や歴史のことは知りませんでした。

私の場合ですが、パンは大好物です。

フランスパンの種類の中ではご紹介しませんでしたが、フランスパンの種類の中に「パン・ド・カンパーニュ」という「田舎のパン」という少し重めのパンがあり、それが大好きです。

それにくるみやレーズンなどが練りこまれていれば、なお大好きです。

パンというのは、焼き立ての香ばしい香りというのも楽しむ一つの材料になりますよね。

 

イベント的なことで申しますと、春に向けて、某メーカーでは「春のパン祭り」などのフェアがスタートします。

パンの袋に貼られている点数シールを集めてお皿などと交換するというイベントです。

あなたは集めてみたことありますか?

なかなか素敵な食器ですよ。

パン大好き人間の一人として、今後もイベントなどを楽しみながら美味しいパンを食卓で味わっていきたいなと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

気になったこと質問などありましたら、下のフォームからコメント頂ければ嬉しいです。

 

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