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物の由来

3月21日はランドセルの日、由来と歴史、使い終えたランドセルを寄付して海外で役立てよう

2017/11/30

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桜の花が咲く季節になると、小さい身体に大きなランドセルを背負った可愛らしい新一年生を街のあちこちで見かけるようになります。

私が子供の頃は、ランドセルといえば、男の子が黒で、女の子は赤と決まっていました。

しかし現代では、ランドセルの色や材質、デザインも様々で、子供たちの背中には色とりどりの花が咲いているような華やかな印象を受けます。

小学1年生の証とも言えるランドセルですが、ランドセルの日という記念日があるんです。

今回はランドセルの日由来と、使わなくなったランドセル海外寄付する方法についてお話しします。

 

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ランドセルについて

ランドセルというのは、日本独特の文化です。

昔に比べて、色や素材、デザインの種類も増えていて値段も高価なものが求められるようになってきています。

孫の入学祝にとオーダーメイドで注文する方もいらっしゃるそうです。

歴史について

ランドセルの起源となったのはなんと江戸時代です。

幕末の明治に変わる直前の頃です。

幕府が軍隊制度を導入する際に、外国の軍人さんが背負うカバンとして使っていたオランダの背嚢(はいのう)を参考にしたそうです。

背嚢は背負うタイプの長方形のカバンです。

オランダ語で背嚢(はいのう)は「ランセル」に近い発音で、それが転じて「ランドセル」と呼ばれるようになったということです。

小学生がランドセルを使うようになったのは大正時代に入ってからです。

大正天皇が皇太子時代の明治20年に学習院に入学した折に伊藤博文が帝国陸軍のかばんを献上したことが発端です。

それ以降、小学生たちに通学カバンとして普及していったそうです。

 

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ランドセルの日の由来

ランドセルをミニサイズに加工してくれるお店「スキップ」が記念日として提唱しています。

日にちは3月21日。

なぜこの日なのかと言いますと、数字を全部足すと

3+2+1=6

となり、小学校の修業年数が6年であるがゆえです。

使用済みになったランドセル

小学校6年間で、ほとんどのランドセルが使用済みになってしまいます。

物置や部屋の押し入れなどでほこりをかぶって眠っているランドセルが再び役に立つこともあるのです。

その方法はリメイクや海外の子供たちに寄付するというものです。

リメイクの種類

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ミニランドセルに仕立て直してもらって飾っておくという人も多いです。

また、ランドセルの皮という素材を生かして、小物などにリメイクして使うこともできます。

  • 財布
  • キーケース
  • 定期券入れ
  • ブックカバー
  • ベルト
  • ミニバック

などなど、皮製品ですので用途は色々です。

海外に寄付

使わなくなったランドセルを海外に寄付することもできます。

ランドセルを寄付する場合、扱ってくれる団体によって内容が少し変わってきたりします。

ここでは、主に2つの団体をご紹介します。

国際協力NGOジョイセフ(JOICFP)

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「想い出のランドセルギフト」

という名目で、使用済みでいらなくなったランドセルをアフガニスタンの女の子達に贈られます。

毎年春頃に、募集がスタートします。

期間が限定されていますので、よく確認してください。

私はこの情報をしったときに、どうして女の子だけに贈るのだろうと不思議に思いました。

 

アフガニスタンでは、20年以上続いた内線が終結したとはいえ、教師や学校が不足していることや、家庭が貧しいことなどが原因で、多くの子供たちが教育を受けられていません。

特に女の子たちは家の手伝いや早過ぎる結婚が理由で男の子に比べて教育を受けられないのです。

アフガニスタンでは女の子の結婚、妊娠、出産年齢がとても低く、12歳~13歳で結婚し、まだ大人になりきれていない身体で出産を経験することが多いのだそうです。

そのため妊婦や、生まれた子供の死亡率も高いです。

しかし、保険や衛生上、または医療の知識を知りたくても字が読めないなどの教育環境で育ってきたために悲しい現状を送っています。

読み書きができるようになれば生まれた赤ちゃんの命だけでなく、若くして母親になった女の子たちの命も救われるのです。

ランドセルが日本から贈られたことで、今まで貧しいことを理由に子供の就学に同意しなかった親たちが、自分の子供にもランドセルを背負わせて勉強させたいという気持ちに変わり始めたのです。

ランドセルはきっかけに過ぎないかもしれませんが、ただ勉強道具を入れて持ち運びするという用途だけでなく、ランドセルを机がわりにして勉強することもできるのです。

2004年に開始して2015年までに約16万個のランドセルが現地に贈られたそうです。

あなたのちょっとした行動が一人の命を救うきっかけになるかもしれないのです。

 

※宗教上の理由で、ランドセルに豚の皮が使われている場合は受付できないそうです。

国際社会支援推進会 ワールドギフト(World Gift)

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こちらは、アフガニスタンに限らず世界の途上国の子供たちに贈られます。

途上国では、通学以外にも子供たちの宝物としてランドセルがとても人気です。

子供の成長によって、使わなくなったとしても、弟や妹、地域の子供たちに譲られて、ボロボロになるまで使ってもらえます。

贈るのには、少し傷んでいるとか、汚れているとか気になることがあっても、大丈夫です。

修理が必要な場合もきちんと手直しして送ってもらえるようです。

色やメーカーは問わず、また純粋なランドセルだけでなく、通学カバンなども扱ってもらえます。

その他にも服や雑貨おもちゃ、ぬいぐるみなど様々な物が物資として贈られます。

想い出の詰まったランドセルだと思いますが、それを活用してくれる子供たちに贈るという方法もステキだと思います。

また、世界中の子供たちが笑顔になれるお手伝いをできるなんて嬉しいですよね。

 

ランドセルは高価な物です。

また、子供が6年間学校に行くときに使った大切な思い出の品だと思います。

リメイクして再利用したり、海外に寄付して貧困の環境で生活している多くの子供を笑顔にしたり、色々な方法があります。

人工にしろ、天然にしろ、材質が皮でできているということは、丈夫で長持ちするということです。

その物が擦り切れてボロボロになるまで誰かに使ってもらうというのは、物の最高の一生だという気がします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

気になったこと質問などありましたら、下のフォームからコメント頂ければ嬉しいです。

 

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