由来memo

日々の様々な由来や歴史って気になりませんか?

物の由来

2月22日はおでんの日、由来と歴史、地方によって具が違う?

2017/11/30

%e3%81%8a%e3%81%a7%e3%82%93%ef%bc%94

寒い季節になるとあったかいおでんが美味しいですね。

居酒屋や屋台で食べるもよし、家庭で家族みんなでワイワイにぎやかにつつくのもよし、コンビニで手軽に買ってきて食べるもよし、誰しもが愛するおでん。

私は生まれも育ちも九州なのですが、信州のほうに引っ越してきたときに、糸こんにゃくが束になったようながあってびっくりしました。

おでんは日本全国でポピュラーな食べ物ですが、地方によって具に特徴があったり、味つけが多少違っていたりします。

ご家庭においては各家庭ならではのおなじみの具があったりします。

私のように、別の地域に行って初めて知ったおでんの具というものもありますし、友達の家に遊びにいってびっくりした具というものもあるかもしれません。

今回はおでんの日にちなんで、おでんの由来や地方によって異なる具についてお話しします。

 

スポンサーリンク

 

おでんの由来

もともとは農作物を祝って食べたことが元になっています。

昔は調味料というものがあまり数多くなかったため、野菜をゆでたものに味噌をつけて食べたそうです。

これは、みそ田楽の最初と言われています。

江戸時代の食文化に変化がありました。

その代表的なものに「醤油作り」があります。

醤油が広まることで、食文化に醤油味で煮炊きする「煮物」が生まれました。

これが後々おでんに繋がっていくのです。

最初はゆでた野菜にみそをつけて食べたみそ田楽でしたが、みそで煮込むという作り方に変わり、最終的に醤油を中心とした味つけで煮炊きされるようになり、現代のおでんが誕生したと言われています。

言葉の由来は、「田楽」に「お」をつけたものが、「お田楽」→「お田」→「おでん」と変化したようです。

2月22日はおでんの日

おでんの日が制定されたのは2007年。以外と新しい記念日ですね。

ですので、まだまだ知らない人の方が多いかもしれません。

その由来となったのは、新潟県の県内で放送されるラジオ番組でした。

その番組名は「クチこみラジオ越後じまんず」と言います。

どういう趣旨かと言いますと、「新潟発の記念日を作りたい」という企画のもとで誕生した記念日でした。

この日はオリジナルのおでんの開発を行ったり、全国のおでんのイベントを行う日としています。

2月22日になった訳は、熱々のおでんを「フーフーフー」と冷まして食べる様子から222(フーフーフー)で、2月22日になったそうです。

分かりやすくて思わずうなずいてしまいますね。

確かに熱々のおでんはフーフーと冷ましてじゃないと食べられませんよね。

それとは別にこの時期は冬の寒い時期ですし、季節的にも、いかにも「おでんの日」と呼ぶにふさわしい日にちだと思いました。

北風に吹かれる中、外出先から帰宅して、家でおでんが準備されていたら「ヤッター」と叫びたくなりそうです。

主婦ですので、私が用意する側ですが・・・。

 

スポンサーリンク

 

 

日本各地のおでんの具

日本での郷土料理ともいえるおでんですが、北は北海道、南は沖縄まで、具材も味付けも様々です。

あなたの住んでいる地域やご自分の家庭のおでんは、どんな具がありますか?

味付けになるだし汁は何のだしですか?

北海道のおでん

北海道のおでんには2種類あります。

北海道産の昆布を使った薄い醤油味のものが一般的です。

その中には地域特有の具があります。

海の幸の中では、昆布・タチ(タラの精巣)・カニ・ツブ

山菜では、ふきわらび、ネマガリダケなどが入ります。

もう一つのおでんは、ショウガ風味の甘辛い味噌だれを串に刺したおでんにかけたものです。

これは、縁日の屋台や雪まつりの会場では定番です。

具材は大根・揚げかまぼこ・白こんにゃく・ゆで卵などです。

縁日で、串に刺して食べられるというのはいいアイデアですね。

寒い北海道ではおでんの需要も多いと思います。

%e3%83%8d%e3%83%9e%e3%82%ac%e3%83%aa%e3%83%80%e3%82%b1

東北のおでん

北海道のおでんの特徴が見えるものが多い。

串刺しにされて出てくることや、普通にダシで煮たおでんの横には後から自由にかけられるようにショウガ味噌のタレが器にいれて置いてあるところもあるとのこと。

からしが一般的だと思っていたので、ちょっと違和感があるけれど、味噌は大好きなのでちょっと食べてみたい気もします。

東北で「おでん」を注文すると、みそ田楽が出される地域もあるようです。

山形や福島ではコンニャクと豆腐の田楽、岩手では豆腐の田楽がよく見られます。

田楽などは串に刺して炉端などで焼いているイメージがあるので、これこそ、もともとの「お田(楽)」だと思いました。

普通にだしで煮込むおでんの具では大角天と呼ばれるさつま揚げの一種がよく使われるようです。

また、北海道でもありましたが、「ネマガリダケ」というタケノコと黒くない白いコンニャクも東北の特徴でしょう。

仙台などでは煮干しでなく小魚を焼いて干した焼き干しのだしで作られたおでんのだしを使っている所があり、なかなか食べられないのでちょっと気になります。

北陸地方のおでん

富山県では昆布とかつお節でとったダシ汁に練りからしを添える一般的なスタイルです。

白とろろ昆布」を添えるところが特徴的です。

石川県金沢市では、あっさりしたダシで、具は海沿いの地方らしく魚介がふんだんに使われています。

赤巻き、バイ貝、車麩、ふかしなどが入っています。

%e8%b5%a4%e5%b7%bb%e3%81%8d

%e3%81%b5%e3%81%8b%e3%81%97

赤巻きとは、赤と白の渦巻き模様が特徴のかまぼこです。

ふかしとは、かまぼこを蒸したものではんぺんに似ています。

関東地方のおでん

関東のおでんは関西のおでんと比べられることが多いのですが、その一番の特徴がダシ汁の違いです。

ベースとなるのは昆布とかつお節で変わりませんが、それにみりんや砂糖などでぐつぐつ煮込んで甘辛い味付けに仕上げたものが元祖、関東おでんです。

大根の色などを見ると、白い色ではなく、味が染みて茶色に近い色をしています。

関東定番のおでんの具といえば、ちくわぶでしょう。

%e3%81%a1%e3%81%8f%e3%82%8f%e3%81%b6

これは関西ではお目にかかれない具です。

恥ずかしながら九州育ちの私は「ちくわぶ」というものを知りませんでした。

※竹輪(ちくわ)と竹輪麩(ちくわぶ)の違いは原料の違いです。

竹輪は白身座患を練ったものですが、ちくわぶは小麦粉を練ったものです。

共通点は円筒形で中心に穴が空いていることぐらいでしょうか?

信州のおでん

これは、長野県の南部での特徴だと思いますが、おでんに「ねぎだれ」をかkて食べるそうです。

ねぎだれのレシピは各家庭で様々なようですが、しょうゆベースの調味料にネギが入るのが特徴です。

テレビの「ケンミンショー」でも紹介されたようですが、飯田市というところが発症のようです。

さっぱりして食欲をそそりそうですね。

%e3%81%ad%e3%81%8e%e3%81%a0%e3%82%8c

中部地方のおでん

静岡おでんが特徴的で、牛すじでダシを取り具材はすべて串刺しになっています。

だしは真っ黒です。

黒いはんぺんがトレードマークのようです。

%e9%bb%92%e3%81%af%e3%82%93%e3%81%ba%e3%82%93

また、白焼きと呼ばれる魚のすり身を素焼きにしたものが特徴的な具です。

名古屋ではかつおだしに八丁味噌を加えます。味噌文化の発達した名古屋独特のおでんですね。

関西地方のおでん

関東地方と大きく違うダシ汁の特徴として、味付けがあります。

ベースは昆布とかつお節で一緒ですが、甘味のある関東のダシとちがって、塩味のさっぱりとしたダシになります。

具を煮込むのもしっかり色が変わるまで煮込む関東地方と違い、あっさりと煮てあるので、見た目も色白で上品な感じです。

大阪ではおでんのことを「関東煮」と言うところもあるようです。

クジラの「コロ」や「さえずり」などの今ではあまり食べられない高級な具も使われていたそうです。

%e3%82%b3%e3%83%ad

%e3%81%95%e3%81%88%e3%81%9a%e3%82%8a

牛すじやタコもありますし、京都では京野菜湯葉がご当地ならではの具ですね。

コロとはくじらの皮下の脂肪の部分のことです。

さえずりとはくじらの舌のことです。

中国・四国地方のおでん

愛媛県を中心に入れられる具に「じゃこ天」があります。

岡山の一部地域ではカステラかまぼこという甘い卵焼きが入る所もあるそうです。

%e3%81%8b%e3%81%99%e3%81%a6%e3%82%89%e3%81%8b%e3%81%be%e3%81%bc%e3%81%93

つけだれにも特徴があり、香川県や徳島県ではからし味噌を、愛媛県では「みがらし味噌」という麦味噌ベースのからし味噌をつけるそうです。

姫路風おでんではショウガ醤油をかけて食べるところもあります。

高知では、昆布やかつお節に加え鶏ガラでしっかり取ったダシ汁を使っている濃厚なおでんのようです。

九州・沖縄のおでん

他の地方より、比較的コクのあるおでんが多く、餃子巻きが入っている所もあります。

%e9%a4%83%e5%ad%90%e5%b7%bb%e3%81%8d

 

私は九州出身なのですが、餃子巻きのことを知りませんでした。

ゴボウ巻きのように魚のすり身に餃子を皮ごと包んで揚げたものだそうです。

福岡や佐賀、大分などで広まっているようです。

博多では、鶏だしから取ったもの、長崎では焼きあごトビウオ)から取っただし汁が使われるところもあります。

沖縄では豚足(テビチ)ウインナーが入っています。

%e8%b1%9a%e8%b6%b3

まとめ

日本各地のおでんについてだし汁やつけだれ、具について見てきましたが、本当に様々ですね。

自分の出身地方の物でも今まで知らなかったこともありますし、入れる具材も様々です。

こんなに日本各地でおでんの種類や味が違うと、旅行して食べ比べたくなってしまいます。

それに、各家庭でのアイデアあふれる具もきっとあると思います。

さあ、今夜はおでんにしよう。

そんな気になりませんか?

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

気になったこと質問などありましたら、下のフォームからコメント頂ければ嬉しいです。

スポンサーリンク

-物の由来

おすすめ記事一覧

1
二つ返事の由来と歴史、その使い方や意味について
2
美しい大和言葉、ほんのお口汚しですがの由来と意味、その使い方間違っていませんか?

訪問先に菓子折りなどを持参していった際、 相手先に渡すときに 「ほんのお口汚しで ...

3
美しい大和言葉「敷居が高い(しきいがたかい)」の意味と使い方、敷居のすべりを良くする方法

敷居が高い(しきいがたかい) あのお店、高級そうで、私たち庶民には敷居が高いわよ ...

4
10月26日はデニムの日、由来や歴史、ジーンズとの違い、気になる洗濯方法について

10月26日は「デニムの日」です。 日付の語呂合わせが近いことから制定されました ...

5
2月26日は包むの日、由来と歴史、冠婚葬祭で包むお金の金額の相場

何かを贈り物するときには、「包む」という作業を行います。 それは、中の物を守ると ...

6
3月20日は電卓の日、由来と歴史、一度は試してみたいおもしろ計算について

電卓の便利さは数字を扱う仕事をしている人や、家計簿をつける主婦ならよくご存じだと ...