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2月10日はニットの日、由来と歴史、洗濯の仕方について

2017/11/30

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ニットというのは洋服の生地の種類と思っていました。

柔らかい素材で、洋服として着ると、身体の線が出る素材ですよね。

しかし実際は、生地の素材というよりは、生地の製法の違いでした。

普通の生地は糸の織り方によって、素材を生み出します。

それに対してニットは、基本の糸を織るのではなく、編み出して作られているものなのです。

このニットですが、なんと「ニットの日」という記念日が存在するんです。

語呂合わせで制定されたので、

2月10日(がつおか)で、ニットということなんですね。

今回は「ニットの日」の由来と、その素材ゆえに難しいと思われている洗濯の仕方についてお話しします。

 

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ニットについて

ニットと言えば、セーターを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、ニットという言葉は「編み物、編んだ服や布地」という意味があります。

ニットとは英語の動詞で、「編み物をする」という意味の「knit」から来ていて、編み物の総称のことです。

ニットの歴史

ニットの起源は、考古学的には紀元前1世紀頃のエジプトの古墳から発掘された織物らしきものだとされています。

手編みの技術を完成させたのはアラビアの遊牧民だったそうです。

この技術がエジプトからスペイン、スペインからヨーロッパ各地に広がっていきました。

機械を使って編み物をはじめたのは16世紀の中頃です。

イギリスのウィリアム・リーという牧師さんが奥さんが靴下を編んでいる様子を見て機械で編めないものかと考えて1589年に機会を発明したそうです。

 

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素材について

ニットというものは、編み物であって、織物ではありません。編んだ物と織物の違いは伸縮性です。

生地が「伸びる」か「伸びない」かで見分けます。

ニットは1本の糸でループ(輪っか)を作って編んでいきます。縦方向のループと横方向のループを組み合わせることによって、空気を取り入れたり通気性を高めたりする機能も作り上げることができています。

この伸縮性は身体の線にフィットした洋服を作り出したり、ニット帽のように頭のサイズにかかわらず誰にでもなじむというシルエットを実現できますし、すぐに脱げたりしないので、冬場の保温性の点からも機能性に優れています。

「ニットの日」の由来

神奈川県の編み物教室や編み物学校の組織である横浜手作りニット友の会という団体が1988年に制定したのが始まりです。

1993年には愛知県横編ニット工業組合がこの日をニットの日と定めました。

その後日本ニット工業組合連合会が全国的な記念日として1994年に改めて制定して、今日に至るわけです。

編み物の教室や学校などでは、ニットというものは今から編んでいくものですので、編み始める頃である秋などに制定すればよかったかもしれないとの話もあります。

だって、2月と言えば、ニットを洋服として着るのには適していますが、今から編むとなるともう遅い時期ですよね。

ただ、その後に控えているバレンタインデーにニットの手作りプレゼントを贈るきっかけになりますし、何だかニットに対する興味は出てくるかもしれませんね。

この日に初めて「ニットの日」を知った人は、来年のバレンタインデーに備えて編み始めるのもいいかもしれません。

時間もたっぷりありますしね。

ちょっとあり過ぎてしまいますが・・・。

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ニットの洗濯

ニット製品での悩みと言えば、洗濯方法があげられます。

普通の洋服と同様に洗濯機に入れて、ポイっ、グルグル、という訳にはいきません。

伸び縮みしたり、型崩れしたり、洗濯による失敗を招くことが多い素材です。

かといって、ニット製品をすべてクリーニングに出すと経済的にも大きな負担になります。

ニット製品をたくさん活用するなら、ホームクリーニングなども試してみた経験をお持ちの方も多いと思います。

では、ニット製品の洗濯の仕方についてお話しします。

洗濯表示の確認

ニット製品はすべて同じように洗濯すると思ってはいませんか?

一つ一つの衣類の洗濯表示は必ず確認しましょう。

同じように見えても、素材の配合の違い、洗濯機が可能なのか手洗いのみなのか、ドライクリーニング対象なのか、洗剤の種類は何を使えるのか。

洗濯表示の小さなタグの中にすべての情報が詰め込まれています。

これを確認して、その情報を参考にしていくことも大切ですね。

基本的な洗濯表示について

山のようにある表示をすべて覚えるのは大変です。

基本的ないくつかを紹介します。

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洗濯機で洗えます。中央にある数字は水温の上限になります。

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手洗いできるという表示です。数字の下などに「中性」などの表示があれば、それは洗剤の種類になります。

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洗濯が済んだ衣類を絞ってもいいかどうかの表示です。

洗濯機の脱水機能を使う場合は時間を短くしてください。

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干し方の表示になります。

襟(えり)の部分にハンガーの表示があって、中心の「平」の文字がない場合はつるして干す干し方が向いているということです。

上の画像の場合は衣類の右下に斜線が入っていますので日陰干しを意味します。

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この表示は家庭では洗濯できないという意味にもなります。

(洗濯機も手洗いもできないから、家庭では無理ということです。)

主な表示の仕方は以上ですが、購入した衣類の洗濯表示がすべてバツの場合もたまにあります。

そんな時ってクリーニング店に持ち込んでも受け付けてくれないこともあります。

※ニット製品を買うときは購入時に洗濯表示を確認して、そのお店で洗濯の仕方やお手入れの仕方についても聞いておくといいかもしれませんね。

実際には洗濯表示が全部バツでも、洗濯出来たりすることもありますので、洗濯表示は参考程度に見ておく方がいいかもしれませんね。

 

※2016年12月から洗濯表示が日本独自のものから国際規格へと変更になりました。

今までの22種類あった表示が41種類に増えます。

海外で買った服や、海外ブランドの物を日本用の洗濯表示に付け替え直す必要がなくなりました。

 

つけ込み洗いの方法と洗濯回数について

では、家庭での洗濯についてお話しします。

よく聞く方法に、ぬるま湯につけて押し洗いするというものがあります。

洗濯機に入れてしまうと、回転したり、他の衣類との摩擦なども発生します。

つけ込むだけで汚れはおちるのかという疑問が残りますが、つけ込むだけでも十分汚れは落ちます。

しかし、洗濯機による選択方法に比べると汚れ落ちは悪くなります。

最終的に汚れ落ちを優先して洗濯機を使ってしまうとニット素材の洗濯の失敗例(型崩れ、伸び縮み)が発生してしまいます。

それを考えると、つけ込み洗いは仕方のない方法だということになります。

ここで考えてほしいのが、ニット製品がかなり汚れて洗濯機を使わなければ汚れが落ちないほどまで放置してしまうということです。

軽い汚れや、汚れが目立たない状態で、まめに洗うと、つけ込み洗いだけでも十分なので、ニット素材の洗濯を失敗しなくてすむことになります。

こまめな洗濯を繰り返して、いつも清潔できれいな状態のニットを身に着けたいですね。

具体的には2回ほど着用したら洗うくらいでいいのではないでしょうか?

洗剤について

基本的に市販の洗剤で洗えます。

すべてのニット製品が大丈夫というわけではありませんが、注意してルールを守りながら洗えばほとんどの衣類が洗えます。

ニット製品を洗うのには、お洒落着洗いの専用洗剤を使ったほうがいいです。

しかし、とても大切な一品であったり、高価な衣類はプロにお願いしたほうが安心ですね。

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実際の洗濯手順

実際につけ込み洗いで洗濯してみましょう。

ニット製品の洗濯表示を確認して、手洗い可能であれば、スタートです。

タライにぬるま湯(30℃くらい)を入れて、洗剤を測った量入れて軽く混ぜます。

色落ちを確認する場合、洗剤液を溶かしたぬるま湯にタオルの先端を少しつけて絞ったものを今から洗う衣類の目立たない部分にポンポンとつけてみます。

それで衣類の色がそのままタオルについてきた場合は、家庭で洗うのはやめた方がいいです。

それで色がつかなければ、衣類を洗剤を溶かしたタライのぬるま湯につけ込み軽く押し洗いします。

長時間のつけこみはよくありませんので、長くても10分以内には引きあげます。

汚れが目立たない場合は5分程度でいいと思います。

引き上げた衣類を軽く押さえて水気をしぼりタライにきれいな水をはります。

1~2回すすいだら洗濯機の脱水で弱めに1分くらい脱水して陰干しします。

※すべてのニット素材に適用する訳ではなく一般的な洗い方になりますので自己責任の上でお試しくださいね。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

気になったこと質問などありましたら、下のフォームからコメント頂ければ嬉しいです。

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